堺雅人「船出の時がようやく来た」大河『真田丸』への意気込み語る

公開: 更新:

2016年1月10日からスタートするNHK大河ドラマ『真田丸』(総合 毎週日曜 20時)。14日に渋谷の同局にて初回完成試写会が行われ、主人公・真田信繁(幸村)役の堺雅人が出席した。

試写を終えた堺は、「今、船出の時がようやく来たという感じです。第1回は、草刈(正雄)さんのお芝居に尽きますね。本当に若々しく、そして何を考えているかわからなく、でもものすごく時代の波に必死にあらがおうとしているその姿といったら……。草刈さんの背中を見ながら僕は育っていくのだなという思いが、新たにしました。「真田丸」は、家族を一そうの船に見立てたお話でもあるので、船長である草刈さんの姿をこれからも目に焼き付けて、お芝居をしていきたいと思います。これから荒波にもまれ、いろいろなところに行ったり来たりすると思いますけれども、どうぞ一緒に航海を楽しむような気持ちで、楽しんでいただければと思います」と語った。

草刈の役どころは、堺演じる信繁の偉大なる父・真田昌幸。知略軍略に優れ、豊臣秀吉に、油断ならない「表裏比興の者」と言わしめた天才武将だ。本作の脚本を手掛けるのは、2004年の「新選組!」以来、二度目となる三谷幸喜。戦国のスーパースター真田幸村の波乱万丈の生涯を、勇気と愛に満ちた物語としてオリジナルで描く。

幸村が生まれた真田家は、信州の小さな領主。周囲の大名たちが繰り広げる戦乱の荒波に翻弄される真田家。しかし、的確に時代と人を読んだ幸村は、父や兄をはじめとした家族とともに、知恵と勇気と努力で、戦国の世を必死にサバイバルしていく……。

PICK UP