斎藤工がプライベートを自撮りで記録、構成は松江哲明

公開: 更新:

斎藤工と森山未來が、自分で自分を撮影したドキュメンタリー番組『ジドリ』に出演。人気俳優二人の“ユルくて深い”ジドリ映像は、12月5日(土)22時からNHK総合にて放送される。

同番組は、二人の人気俳優に小型カメラを渡し、一ヶ月ほど自らにレンズを向けてもらうという企画。そこに映ったのは、何気ない日常の姿、よそ行きじゃない意外な素顔、一人の空間だからこそ出る本音のつぶやき……。そして毎日を懸命に“あがいて”生きる等身大の男の姿だった。

自撮りならではの被写体とカメラの極至近の距離感は、あたかも彼らの日常に入り込んだかのような、新鮮な映像に注目だ。

まずは、セクシーなイケメン俳優として、女性から圧倒的人気を集める俳優・斎藤。しかし、その日々は華やかさとは無縁の地味なものだった。多忙を極める俳優業の合間に向き合うのは、映画。実は斎藤は雑誌で映画評を8年に渡って連載する映画通の顔を持つ。古今東西のマイナー映画からハリウッド大作まで、月に30本の映画を見るという斎藤。彼は映画のどこを見て、何を感じているのか? さらに沖縄の離島や台湾への一人旅など、プライベートも記録。寸暇を惜しんで映画と向き合う斎藤の素顔を、自撮りのカメラが至近距離で捉える。また斎藤のパートの構成には、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』で、東京ドラマアウォード2015の演出賞を受賞した松江哲明を迎える。

そして、若手実力派俳優として舞台や映画に引っ張りだこの森山は、知る人ぞ知るダンサーでもある。去年は単身イスラエルに渡り、現地のダンスカンパニーで1年の経験を積んだ。帰国後日本で取り組んだのは、田舎に住み込んで舞台の創作活動をするという新しい試みだ。愛媛県・内子町の古びた芝居小屋を拠点に、地域の人を巻き込み、土地に根ざした文化や伝統を取り込みながら、自分の作品を創ることに没頭した。1ヶ月にわたる田舎での日々を、森山の独特な視点で描く。

PICK UP