炎のスプリンター末續慎吾が高校生の新星に魂注入!世界と戦うために大事なこととは?

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ゆずの北川悠仁がメインMCを務める『めざせ!2020年のオリンピアン』(NHK総合テレビ)。9月29日は、日本人初の短距離種目のメダリスト・末續慎吾が登場し、自らの目で新星を発掘、本気で指導する。同番組は、2020年に開催される、東京オリンピックとパラリンピック。夢の大舞台をめざす若手アスリートの逸材を紹介し、その成長を“オリンピアン”“パラリンピアン”が本気になって一流の「技」や「心」を伝え、成長の過程を見つめるドキュメンタリ―だ。

「俺の目で教えたい選手を選ぶ!」と意気込む末續は、夏の全国高校総体(インターハイ)を訪ね、丸1日かけて男子100mのレースを食い入るように見つめた。それでも決めきれず、200mのレースもビデオ観戦。ようやく発掘したのは、並外れた長所をもちながら、ある欠点を隠し持つ天才スプリンターだった。

末續は、2003年の世界選手権の200mで銅メダルを獲得。五輪・世界選手権を通じて、日本人初の短距離種目のメダリストとなった。35歳の現役となった今も、自身のもつ200mの日本記録更新に挑み続けている「炎のスプリンター」だ。その末續が、惚れ込んだ高校生選手をサプライズ訪問。さっそく一緒に走り、その才能の凄さをじかに感じ取る。しかし同時に、ある問題に気づく。そこで課したのは、ハードルを使った練習。やすやすとこなしてみせる末續に対し、高校生はなかなか課題をクリアできない。しかし末續の耳は、ある変化を感じ取っていた。

そして最後に、末續は高校生に、世界と戦うために一番大事な「魂」を、真っ正面から突きつける。その言葉に、スタジオゲストの萩原智子は「私が現役時代にかけてもらいたかった言葉……」と涙する。他競技のオリンピアンの心をも揺さぶった、炎のスプリンターからのメッセージとは?

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