土屋太鳳主演の連続テレビ小説『まれ』（NHK総合 毎週月～土、8時～8時15分ほか）の撮影が、8月20日に全て終了。渋谷の同局にてクランクアップ取材会が行われ、主演の土屋をはじめ、山崎賢人、清水富美加、葉山奨之、門脇 麦、渡辺大知、高畑裕太が出席した。
昨年の10月にクランクインした同作品だが、主人公の希を演じる土屋は「本当に言葉になりません。泣かないようにがんばっていましたが、やはり泣いてしまいました。改めて、このすばらしいメンバーに出会えたことに感謝しています。そして、このメンバーを支えてくれた皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。希ちゃんがこれからも夢を追って歩いていくように、私もこの現場でもらったことをしっかり栄養にして、恩返ししていきたいと思います。本当に、ありがとうございました」と感謝の意を述べつつ、涙を流した。
また、希の夫で圭太役の山崎は「漆職人を目指しているところから始まり、弟子になり、修業し、親方にまでなって、希とも結婚しました。圭太自身が教訓にしていた言葉、希からもらった言葉、みんなからもらった数々の言葉は、これからの人生にためになる、絶対に忘れられない言葉ばかりでした。太鳳ちゃんも、僕が支えなければいけないのに、逆に僕が支えてもらって、本当に感謝しています。今はまだ、終わる気がしていません」と振り返った。
そして、一子役の清水富美加は「およそ1年前の記者会見で、太鳳ちゃんの後光を浴びながらがんばりたいと言いましたが、そのとおりになりました。撮影の途中、本当に女優をやりたいのかなと迷うことがあったなかで、波乱万丈な人生を生きる一子という、とても貴重な役をやらせていただき、本当に周りの方の力があってやりきれたなと感じています。太鳳ちゃんは1年間、私がいつ現場に入っても、笑顔でおはようと言ってくれて、大変なスケジュールとせりふの量をこなしていて、同い年なのに、本当にすごい人だなと思いました」と語った。物語はクライマックスへ向けて話数を進めているが、スピンオフドラマへの意欲もみせおり、ますます目が離せない。
