感動と驚き!夏の海水浴場『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』で命のドラマに密着

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日本国内の身近な自然から、世界各地の未知の自然まで実に様々な物語をお届けする人気自然番組『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』(毎週日曜 19時30分~NHK総合)。7月19日は、「発見!海水浴場の大自然」を放送する。

大勢の人でにぎわう海水浴場は、実は生き物の宝庫でもある。今回の舞台は、富士山をのぞむ、静岡県大瀬崎にある大瀬海水浴場。取材班は、私たちのすぐそばで繰り広げられている生き物たちの驚くべき営みを撮影することに成功した。

子どもたちの足下を泳ぎ回る、青い体が鮮やかな体長5cmほどのソラスズメダイの群れ。人が残した空き缶の中から可愛い顔をのぞかせるミジンベニハゼ。石垣の間には巨大なイセエビが隠れ住む。そして、まるで海水浴場の王者のようにゆったりと泳ぐのは、体長80cmにもなるスズキ。海中を少し見渡すだけで、私たちの足元には多彩な魚たちの世界が広がっている。

さらに、今回は、普段は人の入ることのない夜の海水浴場にもカメラが潜入。目にも留まらぬ速さで獲物を丸呑みするミノカサゴ。肉食の本領を発揮するスズキ。食うか食われるか……厳しい自然の一面を目の当たりにした。

夏の終わり、海水浴場はベビーラッシュを迎える。外敵から守る為、卵を口の中で育てるオオスジイシモチのオス。口の中から、一斉に稚魚が飛び出した。ゴツゴツした体つきのサツマカサゴのカップルは、産んだばかりの卵が潮に乗って流されていくのをそっと見届ける。身近な海で繰り広げられる、驚きの生きものたちの命のドラマを見つめる。

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