中村蒼とリリー・フランキーが二人一役!43年間サバイバル生活の実話『洞窟おじさん』ドラマ化

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7月20日(月)21時からBSプレミアムで放送されるスペシャルドラマ『洞窟おじさん』の試写会が、15日に渋谷の同局にて行われて、タレントのリリー・フランキーと俳優の中村蒼が、出席した。

同作は、加村一馬の実話『洞窟オジさん 荒野の43年』が原作。親の虐待から逃れ13歳で家出し、ただ生きるために自らの身体と頭をフル稼働し、サバイバル技術を身につけていった“洞窟おじさん”の壮絶人生をドラマ化。その生き様は、どこか笑えて、どこか温かくて、胸を打つものがある。二人は43年間のサバイバル生活を生き抜いた主人公加山一馬、通称「洞窟おじさん」の現在(56歳)と青年期(18歳)を演じる。

リリーは「お話をいただいたときにタイトルがすばらしすぎて、台本もきちんと読まないままに受けたいと思った、めずらしい作品。ずっと洞窟にいるおじさんだからセリフが少なくていいぞと思っていると、意外と早々に里に降りてくるので、しゃべりまくるのです。寒いなか、いろいろと大変な撮影でしたが、こういうテーマを演じさせていただける機会も少ないので、充実感というか、達成感を感じています」と振りかえる。

また、中村は「髪の毛をぼさぼさにして、体を黒く塗って、イノシシの毛皮をまとっているという、ビジュアル的にもすごい役です。こういう格好をさせていただくのは、もしかしたらあとにもさきにも、この機会だけなのかもしれないと、楽しみながらやらせてもらいました。現場では、一馬という壮絶な人生を送ってきた青年を、どのように演じていこうかと、みんなで話し合いながら撮影をしました。その時間がとても楽しく、充実した撮影期間を送ることができました」と目を輝かせた。

制作統括の西村崇は「とてもユニークで、ほかでは、絶対見られないだろうというような仕上がりになっています」と手応えを語った。

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