『モーガン・フリーマン 時空を超えて』第2弾が放送!テーマは死からの蘇り

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7月2日(木)23時からEテレで『モーガン・フリーマン 時空を超えて』の第2弾が放送される。同番組は、ハリウッド俳優のモーガン・フリーマンがエグゼクティブ・プロデューサーと案内役を務める、大人の知的エンターテインメント。今回は「死からの蘇り」と「時間」をテーマに、研究者らの見解を紹介する。

今年3月に放送され、日本でも大きな反響を呼んだ同シリーズ。2010年にシーズン1がアメリカで放送され、現在までにシーズン5、全48本が制作された人気番組だ。宇宙の成り立ちから永遠の命や時間の定義まで幅広いテーマをあつかい、多くの人が、日ごろ疑問に思いながらも、うやむやになっている事柄に注目し、第一線で研究する世界各国の大学教授らが持論を展開。実験や具体的な物、CGやアニメを使った映像も見どころだ。番組では結論を出さず、様々な角度から考える材料を提供していく。

今回のテーマ「死からの蘇り」では、SF小説やSF映画のような発想も……。全ての人に等しく訪れる「死」は避けられないが、そこから蘇ることはできるのだろうか? クローン技術などを駆使すれば、近い将来、肉体を作り直すことは可能になるかもしれない。しかし、故人が生きている間に経験したことや記憶はどうなるのか?

今、科学者らは脳を“コピー”して保存し、コンピューターの中で蘇らせようとしている。故人の記憶や考え方、好みなど“頭脳”がパソコンの中で再現され、“その人”の判断や考えを知ることができるという。では、愛やスキンシップを交わすには? 大阪大学の石黒教授が研究するアンドロイドに“頭脳”や“心”を組み込めば、まさに故人が蘇る!?

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