アテネ・北京五輪代表、澤野大地が棒高跳びの新星を大改造!

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ゆずの北川悠仁がメインMCを務める『めざせ!2020年のオリンピアン』(NHK総合テレビ)。6月30日は、アテネ・北京五輪の棒高跳び、日本代表を務めた澤野大地34歳が登場し、新星・江島雅紀16歳(神奈川県立荏田高校2年)を本気で指導する。同番組は、2020年に開催される、東京オリンピックとパラリンピック。夢の大舞台をめざす若手アスリートの逸材を紹介し、その成長を“オリンピアン”“パラリンピアン”が本気になって一流の「技」や「心」を伝え、成長の過程を見つめるドキュメンタリ―だ。

今回登場する“ネクストエイジ”の江島は、去年、高校1年の歴代最高記録をマーク。今年更新した自己ベストの5m26cmは、今季17歳以下で世界ランク2位(6月4日現在)となる記録だ。武器は、185cmある長身と空中姿勢の巧みさ。しならせたポールに乗ってバーを超える技術は、同世代では群を抜いている。

しかし、日本ユース記録の5m31cmに挑戦した今年5月、あわや大ケガという無残な失敗を喫した。原因は、新たに使うことにした硬いポール。棒高跳びは、しならせたポールの反発力を使って体を空中に跳ね上げるが、強い反発力を得るためには、より硬いポールが必要となる。このため江島は硬いポールへの切り替えを図ったが、制御しきれなかったのだ。強いパワーを身につけたいと、助走スピードのアップや筋力や体幹の鍛錬に取り組んでいるが、なかなか結果が出ていない。

そんな江島に力を貸してくれたのが、5m83cmの日本記録をもつ現役オリンピアン・澤野。アテネ・北京五輪に出場し、アテネでは日本選手として20年ぶりの決勝進出を果たした。江島の練習場を訪れた澤野は、硬いポールを使いこなせない原因を即座に、踏み切りの甘さと見抜く。その改善をアドバイスするがある問題がその陰に潜んでいたのだった。根気よくアドバイスを重ねる澤野の思いに応えたいと、熱を帯びる16歳が最後に見せたジャンプは……?

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