北海道の名付け親は一人の旅好きな男だった!野間口徹が再現ドラマに出演

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教科書では教わらない歴史上の人物の奥深き心情をたどり、知られざる物語を紹介する歴史情報番組『歴史秘話ヒストリア』(NHK総合 毎週水曜22時~22時43分)。6月24日放送の「北の大地に夢を追え~“北海道”誕生の秘密~」を放送。俳優の野間口徹が再現ドラマで、松浦武四郎役を演じる。

毎年、多くの観光客が訪れる“北海道”だが、この名前を付けたのは、 地元民でも政府のおエライさんでもない。 三重県出身の一人の“旅好き”だったことをご存知だろうか?

その旅好きの人物とは松浦武四郎。江戸時代後期に生まれ、幼い頃から人並みはずれた好奇心と行動力の持ち主だ。 世が幕末の風雲を告げるころ、16歳からずっと全国各地を回る旅暮らしを続けていた男だった。 その武四郎が、最も旅して回ったのが、当時「蝦夷地」と呼ばれていた北海道なのだ。

単身この未知の大地に乗り込んだ武四郎。この旅は、探究心ゆえの冒険行から、やがて蝦夷地の民・アイヌの人びととの親交、 そしてアイヌの悲惨な境遇を救おうという武四郎一生の仕事となる。その取り組みの中で生まれた蝦夷地の新たな名こそ“北海道”だった。 “北海道”の名の“真の意味”、そしてそこに込められた武四郎の熱い思いとは?

武四郎とアイヌ、北海道の絆固き物語をひもときながら、夏を前に風爽やかな北海道の光景とともに、 幕末期を舞台としたロマンあふれる冒険と友情の秘話を紹介する。

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