江戸の豪商・三井高利に学ぶ商売繁盛の極意

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仕事で悩んだり、壁にぶつかったり……。そんな悩みを解決すべく、歴史上の人物の知恵と行動から探っていく番組『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』(NHK Eテレ)。6月2日(火)は、ゲストに株式会社ジャパネットたかたの創業者・高田明を招き、「買い物に革命を起こせ!商売繁盛の極意 三井高利」を放送する。

江戸時代、呉服店「越後屋」を開業して大成功を収め、財閥三井の基礎を築いた豪商、三井高利。高利は世界で初めて商品に「定価制」を導入。きらびやかな商品をずらりとならべたディスプレイ、激安商法や大幅値引きのバーゲンセールにビラによる大規模宣伝など当時としては画期的な販売手法を次々と展開し、それまで大名など富裕層相手だった呉服業を、庶民相手のビジネスとして一新した。

庶民に「未知の体験をさせる」ことを主眼にした店舗戦略は大当たり。大量販売につきまとう在庫リスクに対しても「見切る」ことを徹底。現在まで続く三井家繁栄の礎を築いた高利の知恵に迫る。

※高田明の「高」ははしごだかです

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