「子どもが欲しい」不妊治療の現場を支える胚培養士とは

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人気俳優の松坂桃李がナレーターを務める『人生デザイン U-29』(Eテレ 毎週月曜 19:25~19:49)。5月18日の放送では、不妊治療の現場を支える胚培養士に焦点を当て、一人の胚培養士に密着。その知られざる仕事内容や患者への思いに迫った。

日本でも夫婦の10組に1組が悩んでいると言われる不妊。さらに、その原因は複雑に重なり合っていることもあり、非常に難しい問題だ。番組では、不妊治療の現場を支える胚培養士の岡部美紀さんに密着する。馴染みのない職業だが、命のもとである卵子と精子を体外受精させるなど、繊細かつ大きな責任がのしかかる仕事だ。 

「人に頼りにされて、自分にしかできない仕事がしたい」とこの道を選んだ岡部さん。しかし、時には患者さんの卵子がうまく成長できず、妊娠につながらないケースもある。そんな時「子どもが欲しい」と切に願う患者たちと、どのように向き合うのか? 厳しい現実に直面しながらも、新しい命が宿ることを願い、仕事に取り組む岡部さんの姿を伝える。

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