井上真央「文にとっても忘れられないシーンが続々」NHK大河、5月から龍馬も登場!

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大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK総合テレビ 毎週日曜20時~20時45分ほか)の第18回完成試写会が、20日に渋谷の同局にて行われ、主演の井上真央と東出昌大が出席した。5月3日放送の第18回「龍馬!登場」から、松陰亡き後の幕末の動乱期へと進んでいく。イギリス公使館焼き討ち、下関での攘夷実行、奇兵隊の結成、次々と事を進める久坂、高杉ら若き志士たち……。文はこの時代をどう受け止め、幾多の悲しみを乗り越えていくのか。

主人公・久坂文を演じる井上は、「最愛の兄を亡くした文がこれからどう生きていくのか。寅兄が「お前はどう生きる」と言った問いかけに、文が一生懸命考えを出しながら生きていく姿が今後描かれますので、多くの皆さんにそこを見ていただきたいなと思います。今は寅兄の意思を受け継いで、塾生たちがどんどん江戸や京に行って国を動かそうとするその姿に戸惑いながら、旦那様の帰りを待ちながら、自分にはどういう事が出来るのだろうと、旦那様や塾生の皆さんの生き様、死に様、丁度そういうシーンをいま撮っているのでとても苦しくはあるのですが、そういったところを乗り越えながらもっと強い女性になっていく、そんな文の姿を描いていけたらいいなと思っております」と述べた。

また、文の夫で久坂玄瑞を演じる東出は、「今までは自分たちは塾生だという思いがあったのですけれど、18回の最後でやはり「単なる籾殻か米粒であるかはこれから何をなすかで決まる」と久坂の言葉にあるように、いよいよ皆、躍動していきます。それは史実でもありますし、面白いところでもありますし、それは杉家と文また塾生たち、みんなあの時代の機運と言いますか、すごいところなのですけれども、やっぱり身を呈して誰かの為に、国の為にと行動していくので、その生き様のようなものが現代の人の心に響けばなと思いながらお芝居しております」と語った。

この日は新キャストとして、近藤勇役中村昌也、沖田総司役賀来賢人の発表も行われた。いよいよ始まる第二章、激動の幕末期を力強く生き抜いていく文の姿に注目したい。

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