立花隆が神秘体験実験の被験者に!夢と意識の境界を探る

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3月26日(木)21時からNHK・BS1で放送の『シリーズ 死ぬとき心はどうなるのか 立花隆“臨死体験”を追う』。同番組は、NHKスペシャルで大きな反響を得た立花隆の旅の全貌を全3回にわけて再編集したもの。最終回「神秘体験と死を超えて ~意識と夢のボーダーランド~(仮)」では、脳内メカニズムに迫るべく、立花自ら神秘体験の被験者となる。

死ぬとき心はどうなるのか~この人類永遠の謎の探求は、死の間際に心が体を離れ神秘的な存在に出あうなどという「臨死体験」が大きな手がかりとなってきた。心は脳内で生まれ消えるのか、それとも死後も存続し続けるのか。ジャーナリストの立花氏が初めて臨死体験を取材してから20年、当時からあった「脳内現象説」と、「魂存在説」の双方でそれぞれ研究が深化する一方で、新たな謎が報告されている。

今回注目するのは、多くの臨死体験者がその中で体験したという「神秘的な存在に出逢い至福の時間を過ごす」という神秘体験の謎。なぜ人の心は死の間際にそうした体験をするのだろうか。現在「夢」、特に自分自身で夢そのものを操ることができる「明晰夢」の研究が進み、神秘体験の謎にメスが入り始めている。立花はその脳内メカニズムに迫る一方で、それをどう受け止めたらいいのか、人類の長年の思索に思いをいたす。そして旅の最後に、立花は20年ぶりに臨死体験研究のパイオニア・レイモンド・ムーディー医師と再会する。医師として多くの事例を検討し続けた結果、死後の世界と魂の存在を確信するようになったムーディー博士。立花は、博士とともに、自らの死の行方を見つめる対話を行うのだった。

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