西内まりや、藤竜也演じる“前田慶次”に「惚れちゃいそう!」

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4月9日からスタートする木曜時代劇『かぶき者 慶次』(NHK総合 毎週木曜20時~20時43分)の第1回放送分の試写会が、24日渋谷の同局で行われ、主演の藤竜也、中村蒼、西内まりや、工藤阿修須加が出席した。

本作の主人公は、戦国武将一のかぶき者として知られる前田慶次。衝突を恐れ、他人の意見に従っているだけでいいのか? 言いたいことも言えず、権力に迎合していく者を良しとする世の中で、年をとり、立場が変わっても、信じる価値観のため戦った漢(おとこ)・慶次の謎に包まれた晩年を描きだす。

主人公・前田慶次役の藤は、「“かぶく”って何だろう? きっと、志を持ったときに、大きな流れに対して圧力が生じてしまうのだけれども、なにも恐れずに自分の好きなように生きることが、“かぶく”ということなんだろうと思いつつ、演じさせていただきました」と述べ、映像についても「今日試写を拝見しましたが、ここにいる若い3人(中村・西内・工藤)がとてもすてきで、見ていて気持ちが良く、感激しました」と若手を絶賛した。

慶次の息子・新九郎役の中村は、「毎回メッセージが込められていて、それが今の僕たちにも通じる共感できるメッセージばかりです。そんな気持ちを多くの見てくださる方にも味わっていただければと思っています。時代背景もとてもわかりやすく描かれていることもあり、歴史を知りつつ、ストーリーも楽しめる作品になっています」とアピール。

慶次の娘・佐乃役の西内は「時代劇初出演ですが、自分1話通して出ているのを見て、ようやく実感が湧いてきました。後半戦に向けさらに気持ちを入れて撮影に挑めるかなと思っています。藤さん演じる慶次が毎回、ここぞというときにすごくかっこいい言葉を残し、かぶきます。いつもはだらしなくてチャーミングな慶次が、ときにかっこよさをみせるとき、惚れちゃいそうになります」と笑顔で語った。

そして、上杉藩士で安田勝之進役の工藤は、「この作品は年代を問わず見やすい時代劇になっています。藤さん演じる前田慶次の背中を見て、僕ら3人が成長していくというお話ですが、回を重ねるごとに成長している姿を見せることができればと思っています。また、自分自身も藤さんの背中を見て、少しでも成長できたらと思って演じています」と意気込みを見せた。

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