仮面ライダーカブトを“フルボッコ”にしたアクション俳優に視聴者興奮「生身の動きが半端なかった」

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10月26日に放送された『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)に、激レアさんとしてアクション俳優のサカグチさん(坂口拓)が登場。サカグチさんが仮面ライダーをボコボコにする映像に、インターネット上では「これはマジですごかった!!」などと驚きの声があがった。

“リアルアクション道”を念頭に置いて仕事をしているというサカグチさん。26歳で映画俳優デビューしたのだが、そのほとんどが段取りを決めないアドリブアクションだという。しかし、アクション俳優になりたかったわけではない。本人が意図しない出来事が重なって勝手に強くなっていったのだ。

学生時代にカツアゲが嫌で往復40kmを自転車通学したり、好きな女の子に告白できなかったら腕立て伏せをするという枷を作って、最終的に毎日2000回するようになったりと、だんだんと体が鍛えられる。さらに“強くなりたい”と意志を持ち始め、アクション俳優を志すようになったという。

その後上京したものの、事務所にはまったく引っかからない。スタントマンが多く所属するジャパンアクションクラブにも入ったが、理想とは違ってすぐにやめた。その頃、ボクシング、柔術、総合格闘技などを習い、夜な夜なカツアゲしている人を探しては止めに入ることも。喧嘩になれば友人にビデオを回させて、あとで見ながら修正点を見つけていった。“西新宿の白い狼”という異名を持つようになると、すぐに業界に噂が広まったという。そこである監督の目にとまり、念願の映画デビュー。主演を務めた映画『VERSUS』は、業界でも話題になった。

そんな中で『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日系)のラスボス出演のオファーが舞い込む。やはり“ガチ”にこだわるサカグチさんは、ダメもとで「仮面ライダーを素手でボコボコにしていいなら出ます」と交渉。すると、その案が通った。実際に杖、素手、蹴りでアクションする彼の映像を見たゲストらは驚き。レギュラー出演するオードリー若林正恭も「子供たちどういうリアクションするの? 怖すぎる!」とコメントした。サカグチさんによると“中の人”は無傷で、スーツのパーツのみを狙っていたといい、「パーツがポロポロ落ちていった」と振り返っていた。

ほかにも、サカグチさんが映画『狂武蔵』で行った588人との殺陣シーンを見たり、映画『キングダム』で壮絶なアクションシーンを繰り広げた山崎賢人がサカグチさんを絶賛したりする模様が放送された。

ネット上では、特にライダーファンが反応。「仮面ライダーをやると言ってたから 録画して見たら仮面ライダーがフルボッコにされてた」「仮面ライダーカブトリアタイで見てたけど、これはマジですごかった!! 戦いの神(笑)が……」「こんな奴にどうやって勝つねんwって思った記憶が鮮明に残ってる」「確かに生身の動きが半端なかったもんなぁ」といった声があった。

次回は11月2日に放送。俳優の松尾諭が、ある日道で拾った1通の封筒のおかげで人生が大逆転した人として登場する。

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