池田エライザ、「エリート喰い」のヒロイン熱演『暇な女子大生』

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池田エライザが、12月27日(水)24時30分からテレビ朝日系にて放送されるドラマ『暇な女子大生』で主演を務めることがわかった。高学歴エリートとの“優勝”=セックスを求め続ける主人公・三田まゆを演じる池田は、モデルとして活躍する一方、女優として数々の映画、ドラマに出演。過激なシーンにも果敢に挑戦し、着実に演技の幅を広げてきた彼女が、「暇女」を刺激たっぷりに演じる。

同ドラマ誕生のきっかけは、2016年11月、ネット界に彗星のごとく現れたTwitterアカウント「暇な女子大生」、略して「暇女(ヒマジョ)」。マッチングアプリを使って高学歴エリートと出会い、彼らとの行為を赤裸々につぶやく彼女のツイートは下品と評されることも少なくないが、高学歴エリートとしか交わらないという一貫したポリシーとバイタリティー、セックスを“優勝”と表現するなどウィットに富んだ文章が人気を呼び、現在、フォロワー数は約36万人を超える勢い。男女問わず多くのファンを生み出している。

この、謎に満ちた「暇女」をモチーフに、新たな切り口を加え、オリジナルストーリーでドラマ化が実現。エリートにしか興奮しない体質の肉食系女子大生・まゆを演じる池田のほか、まゆに恋し、彼女のツイートを止めようとする大学生・渋谷直樹にふんするのは、柾木玲弥。優等生から不良、オタク男子まで幅広い役柄に挑み、若手随一の“カメレオン俳優”といわれる柾木が、ちょっと古い恋愛観の持ち主である、フツーの大学生を熱演する。そして、直樹の友人の東大生・本郷颯太役には、秋元龍太朗をキャスティング。映像作品はもちろん、舞台でもその実力をいかんなく発揮する秋元が、スマートな東大生をクールに演じる。

台本を読んだ池田は、「刺激的な言葉が多いなと思いましたが、その言葉がすべてしっかり彼女の日常に溶け込んでいることを感じたので、演じるからにはそれらの言葉を自分の中でかみくだいて、私自身の日常だと錯覚するぐらいにしなければと思いました。演じるにあたって、彼女がどういう状況でその言葉を選んだのか、そして“暇女”がブームに至るまでの経緯や理由をまず客観的に考えるところから始めようと思います。“暇女”さんはさまざまな視点で物事を考える方で、熱くもあり、冷静な方でもあるので、いろいろな角度で考えてみるのが、まずは私の取り組むべきこと。単なる大学生役を演じるのとは違うなと思っています」とコメント。

また、同じ女性として共感できるか尋ねると、「考え方はまったく理解できないのですが、気持ちのいい人だと思います。さっぱりしていて物事の判断基準が明確で、幸せになるのが上手な人、という印象。友達にいても全然、イヤじゃないですね」と明かした。

そして、“男ウケ”を計算したまゆのファッションについては、「…寒いです! 圧倒的に、布面積とデニールが足りないですね(笑)。“暇女”さんにも“寒いから重ね着したいけど我慢している”といったツイートがありましたが、たくましい忍耐力をお持ちだなと思いました。こういったファッションは雑誌の撮影で着てきたのですごく違和感があるわけではないのですが、生活はしづらいかな……。“暇女”さんは、本当にストイックだなと思います」とも。

最後に、「このドラマの感想は、人それぞれだと思います。“共感できないよね”と言いながら、実は心の中でドキドキしている人もいるかもしれないし…。でも、自分の幸せを選択し、人生を謳歌しているまゆの姿を通して、観た方を勇気づけることができたらいいな。そこから先は、それぞれの視点で感じていただければ…。男女共に楽しめるエンターテインメント作品になると思います!」とアピールした。

なお、この『暇な女子大生』は、2017年の“年の瀬 変愛ドラマ初夜”として放送。第二夜(12月28日)には、すでに発表されている『ぼくは愛を証明しようと思う。』(滝藤賢一、堀井新太W主演)を届ける。“恋愛”ではなく、ちょっぴり変わった愛の形を描いた、斬新な“変愛”ドラマ。ぜひ、二夜ともチェックしていただきたい。

<『暇な女子大生』あらすじ>
A大4年の渋谷直樹(柾木玲弥)はクリスマス直前に彼女に裏切られ、自棄気味。高校時代からの友人・本郷颯太(秋元龍太朗)が在籍する東大のキャンパスに入り浸っていた。そんなとき、颯太がイタズラで直樹のことをマッチングアプリに登録。“LIKE”の通知が届いた真面目そうな女の子に直樹からも“LIKE”を返してみると……どこからともなく本人が現れ、「これからデートしません?」と誘ってきた。その女子大生は、K大学に通う三田まゆ(池田エライザ)。キュートなまゆに心奪われた直樹は「もっと一緒にいたい」と言われて、ますます舞い上がる。しかし、どこか会話がかみ合わない。実は、颯太は、マッチングアプリの直樹の学歴欄に“東大理科Ⅲ類”とウソの情報を打ち込んでいたのだ。やむなく直樹が、本当は東大生ではなくA大生であることを打ち明けると、まゆは突如、「用事を思い出した!」と言い出し、そそくさと姿を消してしまった……。

後日、直樹からその話を聞いた颯太は、『暇な女子大生』のツイートを見せる。そこには直樹とのデートの様子、そして直樹が東大生ではないと知って速攻で逃げた顛末が包み隠さず書かれていた。つまり、まゆこそが、今、話題の『暇な女子大生』だったのだ……! 憤懣やるかたない直樹は、まゆにツイートをやめさせたい一心で、ある計画を思いつく……。

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