近藤真彦、森繁久彌役に「セクシーなところは出せた」と自負『トットちゃん』

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12月12日(火)放送の帯ドラマ劇場『トットちゃん!』(テレビ朝日系列、毎週月~金曜12:30~12:50)第52話では、現在まで40年以上も続く長寿番組『徹子の部屋』がいよいよスタート。近藤真彦演じる森繁久彌が、その初回放送に登場するシーンが描かれる。

松下奈緒と清野菜名がW主演を務める本作は、40年以上の長きにわたって『徹子の部屋』の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を描く帯ドラマ。これまで映像化されていなかった『窓ぎわのトットちゃん』の時代からもエピソードを抜粋し、テレビ女優・一期生として活躍したNHK時代や、初めて明かされる“国境を越えた恋”まで、黒柳の怒涛の半生が描いたもの。売れっ子女優として羽ばたいたヒロイン・徹子(清野)と昭和の大スターたちの交流が描かれるようになり、ますます盛り上がりを見せている。

そんな大スターの一人・森繁(近藤)が、第40話で初めて姿を見せると「すごくカッコいい」「いい感じ!!」「歩き方まで似せてる!」など、大きな反響を呼んだ。森繁さんが出演した『徹子の部屋』の初回映像を繰り返し見て研究したという近藤。森繁さんの名曲「知床旅情」を歌い上げるなど、熱演を披露する。

近藤の真摯な役作りに感激した黒柳は「森繁さんは、初めてお目にかかった時から、私に“1回どう?”と、亡くなるまで言い続けてくださった方。そんな森繁さんを、若いマッチがどうやってやるのかなぁと思っていましたが、考えてみたら、今のマッチは、初めてお会いした森繁さんの年齢を越えているということに気がつきました。ドラマを見ていて、久しぶりに森繁さんにお会いしたような、懐かしい気がしました」と、近藤の演技を称えている。

一方の近藤は「森繁さんという偉大な役者さんを演ずる勇気は毛頭ありませんでした。ただ、森繁さんとのご縁や、黒柳さんとのご縁を考え、素敵なお仕事を引き受けさせていただきました。セクシーなところは少し出せたかな。知的で品のある部分は、もう少し時間がかかりそうです。良い勉強になりました」と手応えを語っている。

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