大泉洋、バディ松田龍平のテンション低さに猛ツッコミ「行けっ!」

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俳優の大泉洋松田龍平が1日、都内で行われた映画『探偵はBARにいる3』の初日舞台あいさつに出席。上映初日とあり、大泉はのっけからハイテンションのマシンガントークだったが、松田は対照的にボソボソといつもの調子。これに大泉はイライラとした表情で「同じ舞台あいさつに立っているとは思えないっ! 行けっ!」と発破をかける始末。松田もテンションを上げようとしたが、次第に諦めモード。「はあ……」とため息をついて客席を笑わせた。

この日は主演で探偵役の大泉、探偵の相棒・高田役の松田のほか、謎めいた美しいヒロイン・マリ役の北川景子、事件のカギを握る女子大生役の前田敦子、無敗の高田を破る強敵・波留役の志尊淳、マリの過去を知る伝説の娼婦・モンロー役の鈴木砂羽、メガホンをとった吉田照幸監督が登壇した。

大歓声に迎えられて登場した大泉は、「44歳で洋ちゃんって呼ばれるのは俺くらいだよ」とご機嫌。ローテンションで自分のペースを崩さない松田について、大泉は「皆さんもお気づきかと思うんですけど、この人は実は面白い」と魅力をコメント。「この映画の中でもどっちが面白いかといえば、ほんのちょっとだけ僕のほうが面白いくらい」とユーモアたっぷりに松田を褒め、「僕のは(劇中で)パンツ一丁で小樽の町に出たりして体を張って頑張っているのに、この男はボソッとしゃべるだけでもう面白い。僕に肉薄してくる。嫌いだな……」と嫉妬心むき出し(!?)で語った。

一方の松田は、大泉の面白さについて「何が面白いというのはよくわからないけど、それでも(大泉が話すと)テンションが上がるんですよ。完全なムードメーカー」と分析。大泉はこれに「確かに中身はない。でも、なかなかできないですよ。中身なく笑わすの。ぜひ盗んで欲しい」と松田をチクリ。松田は「僕もトークを面白くしたくていつも頑張るんですけど、難しくて」と苦笑い。「今日もパーマでも当ててこようかなと思ったくらい」と笑顔を見せた。

また大泉が、客席の志尊ファンの多さにもジェラシーを見せる一幕も。ファンの掲げたテロップを横目に「“志尊君世界一”だぁ? もう、帰ってくれる!?」とファンに絡み、「ファンの多い子大嫌い。でも、可愛いんだもんね……」とふてくされたが、志尊には後輩として父のような思いもある様子。志尊によれば、現場でも初日から「明日から俺のこと親父って呼べ」と言われたといい、「素敵な方だなと思いました」としみじみ。大泉は「いや、こういう子から親父といわれたら僕にも箔が付くと思って」と照れ笑い。その後も前田や北川に絡んでいくなど、随所で大泉節を爆発させて会場を盛り上げていた。

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