『ドクターX』大門未知子の荒技が話題!医者を育てず“肝臓”育てる…

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米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00~21:54)第4話が、11月2日に放送。大門未知子が披露した“荒技”に注目が集まり、平均視聴率は19.1%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

この第4話には、仲里依紗がゲスト出演。医療界のトップに君臨する日本医師倶楽部会長・内神田景信(草刈正雄)の娘・内神田四織役で登場した。仲といえば、武井咲主演の2017年版『黒革の手帖』で、地味な派遣行員からホステスに転身し、卑しいにも程がある女へと豹変する山田波子を怪演。その“ゲスさ”が際立つ悪女っぷりで、視聴者をとりこにしたが、この『ドクターX』では、今までの彼女にはあまり見られなかったお嬢様役。しかも今回は、「東帝大学病院」の外科医・森本光(田中圭)の婚約者で、重篤な肝臓がんを患い、手術を受けることになるという役柄だった。

森本は、原守(鈴木浩介)と婚活パーティーに参加し、そこで出会った女性と婚約する仲にまで発展。その女性が後日、勤務中の森本を訪ね、大人気の結婚式場を予約できたと報告したが、その帰り、幸せ気分も束の間、森本の前で突然倒れてしまう……。その場に居合わせた大門は、すぐ処置に当たるが、女性は重篤な肝臓がんを患っていると判明。「東帝大学病院」で手術することになったものの、自己再生できるギリギリの量の肝臓しか残せない状態だったのだ。

まもなく術前カンファレンスが行われたが、女性の名前を見た外科副部長・海老名敬(遠藤憲一)は思わず固まる。というのも、女性の名は内神田四織(仲里)で、あの「東帝大学病院」の院長・蛭間重勝(西田敏行)でさえも頭の上がらない日本医師倶楽部会長・内神田景信(草刈)と同じ、めずらしい姓。もしや、と思った海老名はおずおずと四織に確認すると、四織は内神田の前妻の娘であることがわかった。

報告を受けた蛭間は、自らの保身も含めて万全を期し、海老名と猪又孝(陣内孝則)、鳥井高(段田安則)の外科副部長3人によるオペを指示。しかし、四織は「森本先生以外の手術は絶対に受けない」と断言するのだった。

そして迎えた手術の日。森本が執刀医で、直前に大門が助手として加わった。手術を進めるも、これ以上進めることができない状況に。すると大門は、執刀医である森本に指示を煽ると、森本は「これ以上は……、インオペで」と手術を断念。大門も珍しく納得し、「じゃ、インオペで!」とあっさり。

しかし、これには意図があったようで、後日、大門が勝手に四織の手術を開始。開いて肝臓を見てみると、「あ~、大きくなってる!」。なんと大門は、患者の肝臓ガンを根治させるために、アルプス(2期的肝切除)を選択。その結果、肝臓が大きくなり、手術で2倍近く肝臓を残すことができたのだ。医師として森本を育てるわけでもなく、“肝臓”を育てるという荒技に、「大門未知子は、後輩を育てず患者の肝臓を育てたww」「大門は何でも知ってるんだな~」「大門が育てたのは先生じゃなくて肝臓か……は笑った!」と反響だった。

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