玉森裕太が包丁を見つめ…『信長のシェフ』的演出に視聴者歓喜「でた、戦国のキュイジーヌ!」

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Kis-My-Ft2の玉森裕太主演のドラマ『重要参考人探偵』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15〜)の第3話が、11月3日に放送。先週に引き続き、『信長のシェフ』を思い出させるようなシーンが登場し、インターネット上でも注目を集めた。

『信長のシェフ』は、同局で玉森が主演した作品。玉森は、現代から戦国時代にタイムスリップしてしまい、織田信長の専属料理人になったケンを演じ、「いざまいらん、戦国のキュイジーヌ!」という台詞とともに、見事な料理を信長のために振る舞いながら激動の時代を生き抜く姿が描かれ、そんな背景もあり、今回の作品でもケンを思い出させるような演出が登場した。

『重要参考人探偵』は、「月刊フラワーズ」(小学館刊)で連載中の絹田村子氏による同名漫画を初映像化。“なぜかいつも死体の第一発見者になってしまう不幸体質の男”弥木圭(玉森)が周防斎(小山慶一郎)、シモン藤馬(古川雄輝)らモデル仲間たちと殺人事件の謎を解いていくコメディ調のミステリードラマになっている。これまで放送された第1話、第2話でも、殺人事件の第一発見者となってしまし、警察に疑われながらも土壇場で、“火事場の馬鹿力”ならぬ“火事場のバカ推理”で事件の真相に迫る姿が描かれている。

今回放送された第3話は、雑誌のアウトドア企画で、登山をしにきた圭と斎、シモンが、撮影終了後に編集者やカメラマン達と一緒に、山中のロッジに泊まることになった。そこで、ひどく無愛想な管理人(敦士)とその妻(笛木優子)に迎えられたが、そのロッジには、なぜか立ち入ることを禁止された部屋が一部屋あった。捜査一課の登(豊原功補)の指示で、圭の行動を監視するために、山に来ていた圭の元カノでもある刑事の果林(新木優子)も一緒に泊まることになったが、突然の悪天候で翌日下山できない可能性が浮上した。

そのロッジは、料理が美味しいと評判だったが、その日で出されたカレーは、なぜか皆が口をそろえて不味い……と。ガッカリと、不安を抱えたまま眠りにつく一同だったが、どうにも熟睡できない圭は、たまたま扉が開いていた立入禁止の8号室に入り、内側から鍵をかけた上で、そこで寝直してしまったのだった。翌朝、目覚めた圭は寝ていたベッドの下で、コーディネーターの天川哲也(生津徹)が死んでいるのを発見! 部屋は圭が自ら鍵をかけてしまったため、完全密室で天川の死体とふたりきりという状況を作ってしまったのだ。当然、圭に疑惑の目が向けら、しかも8号室の鍵は部屋の中にあり、ますます圭はピンチに。そんな状況を打開しようとする斎とシモンは、8号室の床に犯人のものと思われる血痕を発見。宿泊客の中に傷のある人物はいないか、全員のボディーチェックをしてみるものの、犯人の目星はつかないまま。このままでは犯人にされてしまうと焦る圭は、宿泊客以外に外部から何者かが侵入した形跡がないかロッジの周辺を捜索すると、外に殺害されたと思われる男性の死体が……という展開だった。

真実を求め、管理人の部屋やキッチンを調査。まだ、真相に辿りついてはいなかったが、警察にも迫られ窮地に陥った圭は、なぜか包丁の刃を眺めながら時間稼ぎをして、火事場のバカ推理を披露した。そんな中、包丁を見つめるシーンで『信長のシェフ』でも流れていたBGMが……。これに気がついたファンからは、「まさかのケン」「きゃー! でた、戦国のキュイジーヌ」「包丁×戦国のキュイジーヌ、ありがとうございます!」と歓喜の声があがっていた。

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