『科捜研の女』マリコの“うっかり”失敗に視聴者「あざとかわいい!」

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沢口靖子主演の木曜ミステリー『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)season17の第2話が、10月26日に放送。この新シリーズでは、毎回主人公・榊マリコ(沢口)の“衝撃的なワンカット”シーンあり、今回の放送でもマリコの“衝撃”に対し、視聴者から好評の声があがっていた。

この作品は、沢口演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿が描かれている。また、“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っており、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズだ。

この“衝撃的なワンカット”は、season16からで、この新シリーズでも継続されている。今回の第2話では、インテリアコーディネーターの茂手木浪子(月船さらら)の他殺体が自室で発見されるという事件が発生。現場には浪子が部屋で飼っていた愛犬が残されており、犯行の一部始終を見ていたらしい。マリコは、現場に落ちていた小さなガラス片が何なのか気にかかり、鑑定の結果、凶器は現場にあった置時計だったことが判明。ちなみに、8時45分でその時計は止まっており、ガラス片は漆を使った人形の目のようなもであることが判明。犬の毛からは繊維片も発見された。

後に、この置時計は、来栖屋ホテルがリニューアルオープンの記念品として制作したものであることもわかった。ホテルの社長・湊川龍登(窪塚俊介)によると、リニューアルで世話になった浪子にいち早く贈呈したという。そんな中、マリコはホテルに飾ってあるタペストリーの二匹の龍の刺繍絵に目を奪われた。龍の目がマリコが拾ったガラス片に似ている……と。龍登の妻・美加(吉井怜)によると、平松喜久恵(山口美也子)という日本刺繍の先生に特別に作ってもらった刺繍絵だという。

刺繍を習っている美加に喜久恵を紹介してもらったマリコは、ガラス片を見せて確認。すると、喜久恵は「龍の目」であることを認めた。さらに目を作ったガラス工房の職人は、喜久恵の注文で4つの「目」を作ったとか。刺繍には二匹の龍があしらわれていたが、一匹は横を向いており「目」は3つしか使われていなかったのだ。一方、被害者の浪子の爪の間に残っていた皮膚片のDNAが、龍登のものと一致。しかし、龍登は記念品の時計を手渡した時に浪子の爪が自分の皮膚にあたっただけと主張した。さらに犯行時刻の8時45分には喜久恵の家で龍の刺繍絵の完成を待っていたらしく、喜久恵の証言もあり龍登のアリバイは立証されたが、マリコにはどうしても「龍の目」のガラス片がひっかかり……。さらに宇佐見(風間トオル)の調べで犬の毛から見つかった糸が、日本刺繍に使われる釜糸であることもわかり……という内容だった。

そんな中、今回のマリコの“衝撃”だが、それは刺繍教室で登場。刺繍の先生に指示に従って作業を進めるマリコだが、針をうかり指に刺してしまい、血を止めようと思わず自分の指をパクリ。そんなマリコの仕草に対し、「刺繍針を指に刺しちゃったマリコさん、何度見てもあざとかわいい」「恥ずかしげにするマリコが素敵……」「針刺すの失敗した後のマリコさん、かわいすぎか」というコメントがあがっていた。

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