日本アカデミー賞7冠『シン・ゴジラ』テレ朝系列で地上波初放送

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テレビ朝日系列では、11月12日(日)21時より大ヒット映画『シン・ゴジラ』を地上波初放送。同局でゴジラ映画が放送されるのは、2005年の『GODZILLA』(1998年公開)以来、実に12年ぶりとなる。

昨年7月に公開された本作は、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本と総監督を担当、『のぼうの城』『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督と特技監督を務め、300名を超える豪華キャストが集結した超大作。興行収入82.5億円の大ヒットを記録し、その年の実写邦画ランキング堂々の第1位に輝いた。そんな映画ファンの高い評価のみならず、日本アカデミー賞では最優秀作品賞のほか、最優秀監督賞、最優秀撮影賞など、7つの最優秀賞を受賞した。

第1作の『ゴジラ』(1954年)が公開されておよそ60年、2014年にはハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が全世界で大ヒットを記録するなど、日本で誕生したゴジラは世界の“キング・オブ・モンスター”と言われるまでになった。

本作で庵野総監督は、その圧倒的な映像表現でまったく新しいゴジラを生み出すことに成功。史上最大となる体長118.5メートルのスケールはもちろん、国内シリーズ初のフルCGでゴジラを表現。想像をはるかに超える最強の完全生物として見るものを恐怖に陥れる。

さらに斬新だったのは、「現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?」という壮大なテーマ。ゴジラが東京に上陸、そのリアリティを限界まで追求した映像はまるでドキュメンタリーとも思えるような仕上がりとなった。

そして“怪獣映画”というジャンルにとらわれない、壮大なスケールの“人間ドラマ”を描き上げるために集結したのは、主演の長谷川博己をはじめ、竹野内豊、石原さとみといった日本を代表する演技派俳優陣。その数、なんと328名。次から次へと現れる俳優たちの白熱の演技は必見だ。

また、放送月である11月は、実はゴジラの誕生月でもある。11月17日(金)には、ゴジラ映画史上初となるアニメーション映画作品『GODZILLA 怪獣惑星』が公開されるなど、ゴジラムーブメントが過熱するタイミングに、テレビ朝日では様々な「ゴジラ」とのコラボレーションを展開。東京・六本木のテレビ朝日本社では『シン・ゴジラ』の地上波デビューを記念した展示を予定しているほか、テレビ朝日の人気番組と連動し、地上波に留まらないスケールでお茶の間にゴジラの魅力を届ける。

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