松岡修造、知念侑李と“できる!”を入魂!体操日本選手団に熱くエール

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10月6日(金)からテレビ朝日系列で放送される、FIG(国際体操連盟)主催の体操競技世界一決定戦『世界体操カナダ2017』の記者会見が19日、六本木のテレビ朝日の本社にて行われ、メインキャスターの松岡修造とプレゼンターを務めるHey!Say!JUMPの知念侑李が出席し、個人総合6連覇中の内村航平選手やひねり王子こと白井健三選手らにエールを送った。

夏季オリンピックが開催されない年に開催される同選手権。47回目を迎える今年は、カナダ・モントリオールで男女個人総合、 男女種目別が行われる。体操競技といえば、日本は昨年、リオデジャネイロオリンピック男子団体で3大会ぶりとなる金メダルを獲得。そして個人総合でもエースの内村選手が2連覇を達成し、“ひねり王子”白井選手らとともに“体操ニッポン”復活のヒーローたちが一躍注目を集めた。

テレビ朝日が「世界体操」を中継するのは今年からで、そのプレゼンターに就任した知念は、一見、 体操競技とは無縁のようだが、実は父親の知念孝さんは体操競技の男子代表キャプテンとして1992年バルセロナオリンピックに出場し、池谷幸雄、西川大輔らとともに同大会の団体で銅メダルを獲得している。

会見では、松岡と一緒に登場。これから松岡と体操を伝えて行くわけだが、知念が「僕は、体を使って体操の魅力を世界に発信していければとなと思います」と意気込みを語ると、松岡は「この世界体操は、テーマが“できる!”です。僕ら2人で“できる!”という想いを伝えていきましょう」と言い、知念と一緒に「僕らなら“できる!”」と声を合わせて会場を盛り上げた。

今回の世界体操では、前人未到の個人総合6連覇中の内村選手に注目。個人総合では、国内外で9年間無敗、40連勝中だ。そんな絶対王者の内村は、今大会の目標を“難しい事を簡単に美しく”とフリップに表し、「体操というのは、難しいことを簡単に見せなきゃならならない。でも難しさも伝えなきゃいけないと思います。それプラス、日本の美しい体操を融合して新しい自分を見せていきたい。結果以上に、内容とか演技の質にこだわってやっていきたい。他の選手が出せない“美しさ”というものを出していければ」と語った。その言葉に対し、松岡は知念と「だからこそ、僕らも美しく決めよう! 航平さんなら“できる!”」と大きな声で”できる!”を注入。

そんな内村とともに、男子個人総合に初出場する白井選手は、フリップに“何事にも挑戦! 強気な演技!! 攻めの演技!!”と示した。「初めての個人総合なので、予想もできないことが沢山あると思うんですけど、その都度、攻めて強くに挑戦していければといいかなと思って書きました」。そして、内村選手とともに世界で戦えることについては、「航平さんはいろんなことを経験している選手ですので、試合でイレギュラーなことが起こってもこうやって対処すればと、実践的なことも聞けると思いますので、航平さんに思う存分頼りたい」とコメント。さらに、今回の挑戦については「個人総合の舞台はこういうものなんだ、という経験をしてきたい。結果よりも経験を今手に入れたい」と述べると、そんな攻めの姿勢を見せる白井選手に松岡は、「僕らも“攻め”ながらいくよ! 健三さんなら“できる!”」と再び“できる!”エールを披露し、会場を盛り上げた。

会見には、内村選手、白井選手のほか、谷川航選手、宮地秀享選手、安里圭亮選手、亀山耕平選手、村上茉愛選手、杉原愛子選手、寺本明日香選手、宮川紗江選手らが出席していたが、この日は杉原選手18歳の誕生日だったこともあり、松岡からお祝いのバーステーソングがプレゼント。「ハッピーバースデー・トゥユー♪」と歌声が会場に響き渡り、ラストは「ハッピーバースデー、“できる~♪”」というアレンジも入り、会場からは大きな拍手が沸き起こっていた。

10月6日(金)19:00〜男子個人総合決勝
10月7日(土)10:30〜女子個人総合決勝
10月8日(日)10:00〜種目別決勝第1日目
10月9日(月)9:55〜種目別決勝第2日目

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