総勢50名で大ミュージカル!『あいの結婚相談所』最終回のクライマックスが凄い

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ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎が主演する『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)が、今夜9月1日に最終回を迎える。これまで藍野所長に扮した山崎を中心としたミュージカルシーンがフィーチャーされ、これまでのテレビドラマにはない演出として注目を集めてきたが、この最終回のクライマックスでは山崎やヒロインの高梨臨、ミュージカル界のレジェンド、鹿賀丈史前田美波里らドラマのレギュラー陣が全員参加で、総勢50名による大ミュージカルシーンが華やかに展開される。

このドラマは、2010年6月~2016年「ビッグコミックオリジナル増刊号」で連載された加藤山羊作画、矢樹純原作の人気コミックを映像化したもの。山崎が演じる、入会金200万円、成婚率100%の「あいの結婚相談所」の藍野所長は、元動物行動学の准教授でもあり、何かにつけて見たこともない動物や昆虫の生態を例にとり、依頼者とお相手の性格や心理を分析。時に「言葉を選ばずに言うと……」と依頼者らの触れてほしくない部分にまで切り込み、毒舌をぶっこんでくることもしばしば。さらに、歌とダンスがなぜか好きで、その行動自体もどこかミュージカル調。そんなキャラ立った藍野の世界観にハマる視聴者が初回から徐々に増えていた。

しかし、早くも今回で最終回。これまで数々のミュージカルシーンを展開してきたが、今回、旅立つ仲間を見送る空港でのシーンで、山崎、高梨、鹿賀、前田、中尾暢樹、山賀琴子の「あいの結婚相談所」のメンバー、さらには“縁切り屋”麗美役の中村アンも参加しての、レギュラー7人による初の歌唱。

さらに、山崎を中心に横並びで歌い踊りながら歩く7人の後を追うように、他の空港の客たちが踊りながらコーラスとして参加。そんなバックアップする50名の中にはプロのゴスペル歌手もおり、本格的に歌唱をサポート。重厚なサウンドと歌声、そして壮大なスケールで繰り広げられるダンスと、まるで舞台さながらの大迫力のミュージカルシーンが実現したという。

歌う曲は、番組テーマソングの「Congratulations」。今回は結婚ではなく、仲間の新たな旅立ちを祝福する曲として使用され、レギュラー陣がどのパートを歌うかは、山崎自らが陣頭指揮を執って決定した。レギュラー陣の個性やミュージカルの魅力を知り尽くした山崎だからこそ出来る采配も見どころだ。高梨や前田と絡みながら見せる、キレのある山崎のダンスにも注目。ミュージカルを積極的に取り入れてきた「あいの結婚相談所」だからこそ実現した壮大なミュージカル仕立てのクライマックスシーンは必見だ。

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