小杉十郎太、ドラえもんを自宅に誘い…佐倉綾音、田村睦心ら『誕生日SP』のゲスト声優に

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国民的キャラクター・ドラえもんが生まれたのは、2112年9月3日。その誕生日を記念して、今年も恒例となる『ドラえもん 誕生日スペシャル』(テレビ朝日系列)が、9月1日(金) 19時から放送。そのメインゲストとして、田村睦心小杉十郎太佐倉綾音ら豪華声優陣が出演することが決定した。

今回の作品は「謎のピラミッド!?エジプト大冒険」。その冒険の舞台となるのは、シリーズ史上初となる紀元前1000年のエジプトで、ひみつ道具もふんだんに登場し、まるで劇場版のような壮大なスケールで、ドキドキワクワクの物語が繰り広げられていく。

本作で、田村が演じるのは、エジプトの若きファラオ(王様)・ネムセス二世。小杉が演じるのは、国の乗っ取りをたくらむ裏切り者・ワルエヘブ。佐倉が演じるのは、ネムセスの妃・ティティ。3人はそれぞれ「喜びも大きかったのですが、緊張で心臓が飛びだしそうでした。台本を読んだら劇場版のような壮大さで、さらにその気持ちが増しました!」(田村)、「予期せぬスペシャルなプレゼントをいただいた気分でドキドキ、ワクワクでした」(小杉)、「プレッシャーはひとしおでしたが、ドラえもんが皆さまに与える幸せのお手伝いができればと、張りきって参加させていただきました」(佐倉)と、誕生日SPの出演に大興奮! また、ドラえもんへの誕生日メッセージも寄せており、以下に紹介する。

<コメント>
――『ドラえもん』という作品の魅力とは? 思い出エピソードはありますか?

田村:『ドラえもん』はアニメシリーズも大好きでよく観ていましたが、劇場版の『夢幻三剣士』がかなり印象に残っていて、ちょっと怖かったけどすごくカッコ良くて、ドラえもんっていろんな面があるな〜って今でもよく思い出しています。たまにすごく観たくなります!

小杉:魅力はやはり、視聴者のみなさんのいつもそばにいるドラえもんが夢や希望を与えてくれるところではないでしょうか。君は一人ぼっちじゃないよ、とドラえもんはいつも言っている気がします。知り合いの子にドラえもんやって、とせがまれ僕なりにやったことがあるのですが、そんなんじゃないと一蹴されてしまいました。そりゃそうでしょ……(笑)

佐倉:大人になって改めてこの作品に触れ直してみたところ、アットホームな雰囲気の中にあふれる無償の愛のようなものに、とても救われた気持ちになりました。ドラえもんとともに育っていたら、もう少しまっすぐな大人になっていたのかな? と思います。(笑)

――古代エジプトをテーマにした大冒険のおはなしですが、演じるにあたって心がけたことは?

田村:顔立ちがとてもキレイで整っていて、ちょっと少女のようだなと思ったのですが、国王でありティティという大切な女性もいることから、幼くならないようにということと、台詞の端々に感じる気高さ、誇り高さを感じてもらえたらいいなと思って演じさせていただきました。物語の後半で国民を想う台詞もあるのですが、まだ幼いのにしっかり考えて生きているのだな、と思いました。すごくかっこいいです。

小杉:僕自身、古代エジプトにはとても興味がありますので、視聴者のみなさんと悠久の時を超え一緒に旅立てたらと思い演じました。

佐倉:ネムセスより少し大人っぽいティティの気高さや優しさや強さを、できるだけ声に乗せられるようにと心がけながら演じさせて頂きました。事務所の先輩である、田村睦心さん演じるネムセスの勇敢な姿がとても心強かったです。

――ほしいひみつ道具は?

田村:「きせかえカメラ」、「ほんやくコンニャク」、「箱庭シリーズ」ですかね! 特に箱庭シリーズは子供の頃の憧れでした! あれで松茸にすごく興味を持ちました。魚釣りもすごく楽しそうで、のび太くんが羨ましかったです。今回着せかえカメラを使用することはできませんでしたが見ることができましたし、ほんやくコンニャクを食べられて嬉しかったです。

小杉:ゆうきゅうきゅうか~!

佐倉:記憶力が悪いので、「アンキパン」を食べてたくさんのことを記憶していたいです。胃下垂なのでたくさん食べられそうです。

――視聴者へのメッセージをお願いします!

田村:のび太くんと海で語らうところが好きでした。こんな風にのび太くんとお話しすることができて嬉しかったです。そしてドラえもん、のび太くん達が会って間もない人を一生懸命助けてくれるところがすごく心温まります。結構命懸けなんですけど、面白い場面がいっぱいあってすごく楽しいのでぜひ観ていただきたいです。

小杉:勇気と友情があれば、どんな困難や苦難も乗り越えられるのです!

佐倉:誰もがワクワクするような謎を抱えたエジプトを舞台に、まるで劇場版のような、のび太とドラえもんたちの不思議な旅をめぐる一作になっています。おひとりでゆっくりと、大切な人とご一緒に、ご家族とそろって、老若男女問わずたくさんの皆さまにお楽しみ頂ければ幸いです。

――ドラえもんへの祝福メッセージもお願いします!

田村:お誕生日おめでとうございます! 子どもの頃ドラえもんを観ていろいろな想像を膨らませて楽しんでいました。夢がいっぱいですごく楽しかったです。これからもたくさんの夢を届けてください!

小杉:ドラえもん Happy Birthday! 今度僕の家に来ませんか?僕の手料理をふるまいます。どんな料理かって? それは秘密です……

佐倉:ドラえもんさん、お誕生日おめでとうございます! いつの日もいつの時代も、生まれた日というのはちょっと特別な気持ちになりますね。特別な日でも、いつも平等に時間は過ぎていってしまいますが、新しい歳での素敵な1時間のお手伝いができたこと、とても光栄に思っています。これからもたくさんの人を愛して、たくさんの人に愛される、日本のマスコットでいてください!

[あらすじ]夏休みも残すところあと2日の8月30日――。スネ夫(声・関智一)からエジプトのピラミッドや金銀財宝の話を聞いたのび太(声・大原めぐみ)は、まだ見つかっていない宝物があるかもしれないと知り、“どこでもドア”でエジプトに行こうと考える。ところが、なぜかどら焼きを買いに行きたくなったり、庭の草むしりをしたくなったりして全然、部屋に戻ることができない。実はドラえもん(声・水田わさび)が、書き込むだけで未来がそのとおりになる“あらかじめ日記”に、「8月30日。のび太、どら焼きを買い、庭の草むしりをする」と書き込んでいたのだ。それを知ったのび太は「8月31日。夏休みの宿題がぜんぶ終わる」と書き込んで、宿題のことを心配していたドラえもんを納得させ、一緒にエジプトへ。“宝探しカウンター”と“断層ビジョン”を使って調べたところ、王の墓が埋まっていることがわかる。

そこで今度は“タイムベルト”を使って同じ場所の紀元前1000年の世界に行くことにした2人。真新しい王墓の入口を見つけ、“通りぬけフープ”で中に入り、奥と進んでいくと……暗い部屋の中で高貴な身なりの少年が倒れていた。あわてて少年を現代に連れて帰り、手当てすると……なんと彼はエジプトのファラオ(王様)・ネムセス二世(声・田村)であることが判明! 父であるネムセス一世が亡くなり、王位を譲り受けた直後、裏切り者ワルエヘブ(声・小杉)によって、父の墓に閉じ込められてしまったという。

このままでは国が乗っ取られ、お妃ティティ(声・佐倉)の身も危ないというネムセスの訴えを聞いたのび太とドラえもんは、しずか(声・かかずゆみ)、ジャイアン(声・木村昴)、スネ夫にも声をかけ、再び紀元前1000年のエジプトへ。はたしてのび太たちは、お妃ティティを助け出し、ワルエヘブから国を取り戻すことができるのか!? 古代エジプトを舞台に、のび太たちの大冒険がはじまって……!?

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