山崎育三郎、“あい婚”新種キャラが話題「ハマり役」「まるでショーを観てるみたい」

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ミュージカル界のトップスター・山崎育三郎が主演するドラマ『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)。入会金200万円・成婚率100%という結婚相談所所長・藍野真伍役で登場しているが、彼が演じるそのキャラクターが“ミュージカルライク”でぶっ飛んでおり、初回から注目を集めている。

8月4日放送の第2話でも、その“ぶっ飛びっぷり”は放送開始からフルスロットル。街中でも「ワン、ツー、ワンツースリーフォー!」と自分でカウントしたかと思うと、オンステージかのごとく、歩きながら歌い踊り始めるという育三郎ワールドが展開された。これに対し、ネット上では「早速踊ってるし!」「しょっぱなから歌っているし! ありそうで無かった本格ミュージカル連ドラ(笑)」とさっそく盛り上がりを見せていた。

今回の相談者は、自宅マンションで託児所を経営する有希(釈由美子)。結婚相談所では、藍野に相手に求める条件として「近隣在住、年収400万円以上。そして、“私を守ってくれる人”」を告げていた。どうやら有希はストーカー被害に悩まされ、日々恐怖を感じていたようだ。藍野は、無事にお見合いを進めるため、シスター・エリザベス(高梨臨)に有希を守るよう指示した。

その一方で、相談所所員の真壁(中尾暢樹)と麻理子(山賀琴子)は、有希のマンションの向かいのビルからカメラによる監視を開始。すると、シスター・エリザベスがチラシのポスティングをしているときに絡まれた三浦(小林且弥)など数名の“ストーカー容疑者”がピックアップされたのだ。

藍野は数あるプロフィールの中から奥崎(柏原収史)という男性を有希に紹介。実は奥崎は有希が託児所を始めるときに物件を紹介した不動産会社の男性で、2人は知っているもの同士だった。さっそくパソコンを使ってのお見合いをスタートし、いい雰囲気になりかけていたが、上の階から大きな物音が鳴り響きお見合いは中断……。藍野とシスター・エリザベスが上階の部屋へ駆けつけると、そこでは三浦と同居する詩織(沢本美絵)が派手にモメていた。やはり、「この粗野な男がストーカーだったのね!」と、怒り心頭のシスター・エリザベスだったが、藍野は「この方はストーカーではありません」とピシャリ。三浦の同居人・詩織はなんと「あいの結婚相談所」に相談に来ていた依頼人だったのです。三浦が会社を辞めて以来働かなくなったため、婚活を決意したといいます。三浦は「詩織の契約を取り消せ!」と迫るが、藍野はきっぱりとお断り。言い返すことが出来ない三浦の怒りは収まらず……。

三浦はどうしようもない男だが、どうやらストーカーではなさそう。真壁らの陣中見舞いにやってきたシスター・エリザベスがそんな状況を説明すると、真壁らは「マンションの周りをウロウロしている」容疑者として、なんと奥崎の写真を見せたのだ。例によって奥崎に一目ぼれしていたシスター・エリザベスは言下に否定するが……。やがて有希へのストーカー行為はエスカレートし、ついにはマンションでボヤ騒ぎが発生。あわてて駆けつけたシスター・エリザベスは、その現場で奥崎の姿を目撃。まさか、奥崎が有希のストーカーなのか!? という内容で、平均視聴率は3.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だった。

藍野のミュージカルライクなキャラクターは随所で登場。マンションの火災訓練の直後に起きた歌とダンスは必見だ。なぜ、藍野が登場したのかというと、その避難訓練で奥崎と有希は偶然にも直接顔を合わせてしまったのだ。これは「あいの結婚相談所」の規則“直接会ってはいけない”を違反する行為。その現場を目撃してしまった藍野は、まるで2人を引き裂くかのように間に割って入り、ミュージカル調に「ピンチは突然~♪」「200万円が飛んでいく~♪」と歌と踊りで2人に忠告。そのオリジナル性溢れる歌とダンスに「まるでショーを観てるみたい!」「これは面白い」「藍野さんのぶっ飛んだキャラに笑う」「ツッコミがとまらない」「突然歌い出す所長好き」といったコメントが寄せられていた。

また、カップルが成立して山崎が「Congratulations」を歌いながらゲスト出演者と一緒に踊りのは、どうやらお決まりのパターンになりつつある模様。初回は、加藤晴彦と市川由衣が一生懸命にダンスをしていたが、今回は、釈がダンスに参加した。手を繋いで軽いステップを踏むという動きだったが、なぜか釈のタイミングが合ってなく、視聴者から「釈さん……ザワザワ」「全然、踊れてないwwwけど、かわいいw」「このノリ好き」というツッコミも。回を重ねる毎に、藍野のキャラクターにハマっていく視聴者が続出しており、今後のぶっ飛び具合にも期待が高まる。

次回放送の第3話は、元アイドルで女優の祥子という役で内山理名がゲストで登場する。祥子は、私生活では数年前に離婚した元夫からモラハラ被害を訴えられ、テレビのワイドショーなどでは毒舌を吐きまくるお騒がせ女優。幼いころに捨てられた実母の通夜にこっそり参列したものの、なぜか突然現れたシスター・エリザベスに「あいの結婚相談所」への無料登録を勧められ「失礼ね!」と怒りが爆発。その騒ぎが週刊誌ネタとなってしまい、クレームを言うために相談書に乗り込んでくる。入会金200万円、成婚率100%という「あいの結婚相談所」を「胡散臭い!」と言い放つ祥子だったが、藍野所長は特別に入会金は0円でぴったりのお相手を見つけるという。離婚を経験、恋愛のゴールを結婚にする必要はない! という祥子は、余裕しゃくしゃくの藍野に「上等じゃないの」と半ば挑戦するかのように再婚相手を探すよう依頼する。

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