山崎育三郎のぶっ飛びキャラに「脳汁ドバドバ!」「いきなり面白い!!」

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ミュージカル界のトップスター・山崎育三郎が、7月28日にスタートした金曜ナイトドラマ『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)でドラマ初主演。結婚相談所所長・藍野真伍役で派手は衣装に身を包んだ、“ミュージカルライク”なぶっ飛んだキャラクターで登場し、インターネット上でも、これまでにないキャラクターに大きな反響を呼んでいた。初回の平均視聴率は、5.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だった。

この作品は、2010年6月~2016年「ビッグコミックオリジナル増刊号」で連載された加藤山羊作画、矢樹純原作の人気コミックを映像化。生涯未婚率(50歳まで一度も結婚したことがない人の割合)が過去最高を記録(2017年4月発表)し、“恋愛に不器用な”男女が急増する今、大人の男女が楽しめるエッジのきいた恋愛&結婚をテーマにしたエンターテインメントドラマとなっている。

山崎は、元動物行動学の准教授で結婚相談所所長の藍野役だが、この相談所でアシスタントを務める“ヒロイン”シスターエリザベス役には、高梨臨がキャスティングされており、フレッシュな顔合わせが実現。毎回、結婚に悩むワケあり依頼者をゲストに迎え、入会金200万円、成婚率100%の結婚相談所が“あらゆる手段”を用い依頼者の願いを成就させていく物語だ。

入会金は高いものの、200万円さえ支払えば条件にピッタリの相手を探し出し、必ず結婚へと導いてくれるこの相談所。成婚率100%の秘密は、藍野所長の動物行動学の研究を活かした独自のカウンセリングにある。その特徴の1つが「婚約が成立するまで、お相手の方と直接会ってはならない」というルールだ。そこには藍野所長の「愛は邪(よこしま)なもの。余計な恋愛感情をできるだけ排除することが成婚への近道」という信念があるが、依頼者の誰もが半信半疑でパソコン動画を通しての会話を重ね、お互いを知っていくことになる……。

今回放送された第1話では、この相談所に、一流証券会社の社員・横田(加藤晴彦)がやってきた。横田はビルの屋上から景色を眺めていたところを、飛び降りと勘違いした“ヒロイン”シスター・エリザベスが無理やり制止し、そのとき渡された結婚相談所のチラシを見てやってきた。実はイケメンの横田にシスターは早くも心奪われてしまう。

証券マンとしてハードな日々を過ごしてきた横田は、現在休暇中。藍野所長から結婚相手の条件を聞かれた横田は、「この先の人生を一緒に自然の中でゆったり過ごせる人」だという。そこで藍野は条件に合う女性・瑞絵(市川由衣)を選び……という内容だった。

ネット上では、山崎演じる藍野のキャラクターに早くも釘付け。結婚相談所で、相談者と話している時もなぜか身振り手振りがなぜかミュージカル調で、そんな藍野に対し、「待って、いきなり面白いんだけど!」「この濃いーーキャラのいっくん、好きかも!」と反響。さらに、随所にツッコミどころも満載で、藍野の走り方に関しても「走り方がオネエ?」「走り方wwww」「要所要所カマっぽくていい(笑)」といった声もあがっていた。

ラストには、相談者が成婚率すると「結ばれました!」と独自のポーズを披露しながら、山崎のファースト・オリジナルシングルでもある「Congratulations」(2017.08.16発売予定)が流れ、相談者も一緒に歌い踊るという演出で、「カッコ面白い!」「ミュージカルは突然に!」「なんか、ぶっ飛んでる!」「このドラマ、賑やか!」「面白かったです!」「いっくんの歌が上手すぎて、脳汁ドバドバ」と絶讃する声で賑わっていた。

次回、8月4日の放送では、自宅マンションで託児所を経営する有希(釈由美子)が相談所に訪れる。ストーカー被害に悩まされており、「私を守ってくれる人」が相手に求める条件だという。藍野は、無事にお見合いを進めるため、シスター・エリザベスに有希を守るよう指示。さらには、真壁(中尾暢樹)と麻理子(山賀琴子)に、有希のマンションを監視するよう命じると、数名の“ストーカー容疑者”が浮かび上がり……。

一方、藍野は奥崎(柏原収史)という男性を有希に紹介するが、実は奥崎は有希が託児所を始めるときに物件を紹介した不動産会社の男性だった。パソコンを使ってのお見合いをスタートし、いい雰囲気になるが……という内容だ。初回から藍野のキャラも際立って大反響だったこのドラマ。まだ、山崎にとってはミュージカル界の大先輩である鹿賀丈史、前田美波里もこの作品には出演しているが、第1話では残念ながら彼らの歌とダンスは披露されておらう、今後の山崎との絡みに注目が集まる。

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