“悪女”武井咲が「想像以上!」と高評価『黒革の手帖』初回11.7%

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武井咲主演の『黒革の手帖』(毎週木曜21:00~)が、7月20日に初回15分拡大でスタート。この作品で武井は、「松本清張史上最強」とも言われる“悪女”を歴代最年少の23歳で演じているが、悪女でも「可愛いすぎる」とインターネット上で話題に。初回平均視聴率は11.7%だった。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

「黒革の手帖」といえば、1978から80年に「週刊新潮」に連載され、1980年には新潮社から単行本が刊行。1982年1月期に山本陽子主演でテレビ朝日にて連続ドラマ化され、平均視聴率17.4%、最高視聴率18.6%を獲得している人気作だ。その後も、2004年10月期には米倉涼子の主演で連続ドラマ化され、こちらも平均視聴率15.7%、最高視聴率17.7%を獲得している。

この作品で武井が演じる主人公・原口元子は、地味な派遣社員から一転、夜の世界の蝶へと華麗に変身する“悪女”。これまで清楚なイメージの強かった武井だが、会見でも「腹を括って」と悪女を演じることに意欲を見せていた。

注目の第1話は、まさに地味な派遣社員から夜の女へと変身を遂げていく姿が描かれた。元子は、東林銀行世田谷北支店で働く派遣社員。そこで彼女は、莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者、そしてコネで入行してきた大口取引先の娘と自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感……。そんな日々を送りながら、彼女は、昼は派遣社員、夜は銀座のクラブ「燭台」でホステスとして働き、それはすべて親が遺した借金を返済するためだった。

容姿もよく、夜の世界の住人にしては純粋な雰囲気の元子は、ほどなくして上客である楢林クリニックの院長・楢林(奥田瑛二)の目に止まる。ある日、「燭台」のママ・叡子(真矢みき)に連れられ、楢林とのゴルフに出かけた元子は、そこで大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(髙嶋政宏)と衆議院議員秘書の安島富夫(江口洋介)と出会う。まさかこの出会いが、この後の人生を大きく変えることになるとは、知る由もなく……という内容だった。

ネット上では、悪女役に挑戦する武井に対し「悪女の武井咲ちゃんも可愛い」「悪女ぶりも、美しい」「武井咲めっちゃ悪女だった、好き~」と可愛さを絶讃するも声もあったが、武井の振り切った演技に対し、「想像以上の悪女が素晴らしい」「まじでやばい、怖いw」「武井咲ちゃんが綺麗で怖い。貴族探偵とは全然違ってすごくいい」「武井咲の役やばいな(笑)」という評価する声も多く飛び交っていた。

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