渡辺麻友、クランクアップに万感「また一歩、成長できました」」

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6月17日(土)に開催された『第9回AKB48選抜総選挙』で2位を獲得。そして、年内いっぱいでのAKB48卒業を発表した、“まゆゆ”こと渡辺麻友が主演する『サヨナラ、えなりくん』(テレビ朝日系、毎週日曜24:40~25:10 ※関東地区、及び一部地域で放送)が、7月2日に最終回。先日、無事クランクアップを果たした渡辺が、「また一歩、成長することができました!」と、これまでのイメージを覆す役柄を演じ切った達成感を語った。

この作品は、渡辺が自身の清純派アイドルのイメージと異なる恋多き女・桐山さおりを熱演した異色の純愛コメディー。撮影開始前、渡辺は「アイドル・渡辺麻友のイメージを壊したい」「自分の殻を破りたい」と、この作品への意気込みを語っていたが、その言葉どおり、怪しげな友人・村ちゃん(池田成志)との丁々発止のやり取りや、悪の欲望の化身=“えなりくん(えなりかずき)”を呼び出すときの“召喚ポーズ”など、アイドルらしからぬ振り切った演技を披露し、大きな注目を集めてきた。

また、人間ではない異色の役柄に挑んだえなりかずきも“地中海風”、“幼稚園児”、“ランボー”、“スティーブ・ジョブズ風”など毎回、趣向を凝らして出現する姿が話題となっており、第9話ではさおりの恋の相手となる警察官の斉藤役でも登場し、その意外な展開に大反響が巻き起こった。

クランクアップ当日、ロケ先で撮影を終えた渡辺は「オールアップでーす!」というスタッフの声を聞いて、感激の面持ち。監督から大きな花束を贈られ、「とても充実した時間でした! 支えてくださった皆さんとお別れするのは寂しい気持ちでいっぱいですが、またお仕事をご一緒できる日まで、私も頑張っていきます!」と目にうっすら涙を浮かべながらスタッフに挨拶し、これからもひたむきに歩んでいく決意を明かしていた。

さらに作品を振り返り、「えなりさんは、次はどんな画作りを仕掛けてくるのだろうと楽しみで、楽しみで……! 毎回、予想をはるかに上回るクオリティーで、個人的には第2話の“マザコンえなりくん”がかわいくてツボでした(笑)」と、実は“えなりくん召喚シーン”を楽しんでいたことを告白。「この作品を通して、また一歩、成長することができたと思っています。貴重な経験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです!」と万感の思いも語っていた。

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