『ドラえもん』がパワーアップ!新たな布陣でさらなる魅力を引き出す

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1979年4月に放送開始し以来、“国民的テレビアニメ”としてますます人気の『ドラえもん』(テレビ朝日系列、毎週金曜19:00~)。この夏、さらにパワーアップして、“あの名作”たちが帰ってくることがわかった。その第1弾として、7月28日には、『あの名作が帰ってくる!ドラえもん夏の1時間スペシャル』が放送される。

この第1弾は、ファンの間でも名作と語り継がれているストーリー「ぞうとおじさん」と、やんちゃで可愛いミニドラの活躍を描いた「ぼくミニドラえもん」。「ぞうとおじさん」では、戦争中に殺されてしまったという動物園のゾウ“ハナ夫”を助けるため、タイムマシンに乗り込んだドラえもんとのび太。2人は、ハナ夫を救うことができるのか!?  

「ぼくミニドラえもん」では、のび太の宿題の手伝いよりも、自分の予定を優先したドラえもんは、自分の代わりに“ミニドラえもん”を託すが、小さいのでなかなか上手くいかず、様々な騒動が巻き起こってしまう。その後は、「天井うらの宇宙戦争」「ロビンソンクルーソーセット」「森は生きている」「おかし牧場」など、人気原作エピソードが続々ラインナップされている。

そして、7月28日放送から新監督&新チーフディレクターが、ドラえもんをパワーアップさせ、さらなる魅力を引き出していく。2016年公開の『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』、2014年公開の『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』で監督を務めた八鍬新之介氏が、監督に就任。さらに、2015年公開の『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』で監督を務めた大杉宜弘氏が、チーフディレクターとして参加。『ドラえもん』の世界観を十二分に理解し、さらなる魅力を引き出す布陣で、制作に臨んでいくことになる。大きな刷新としては、背景が水彩調からポスターカラー調へ変更し、より濃厚な描写となる予定だ。

八鍬監督は「原作のコマとコマの間に埋もれているものを掘り出そうという気持ちで作っています。見たことのない『ドラえもん』になっているはずなので、ぜひご覧ください!」と意気込みを披露。大杉チーフディレクターは、「テレビシリーズとしてのクオリティーがアップしていくよう、丁寧に作っています。新たなチャレンジがたくさんありつつ懐かしさも感じられる……そんな『ドラえもん』になっています」と抱負を語っている。

さらに、7月15日からスタートする『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION』でも、『ドラえもん』のアトラクションがますますパワーアップ。 いちばんの目玉は、来年3月公開の『映画ドラえもん のび太の宝島』の世界をどこよりも早く味わえる、ARを駆使した最新アトラクション『ドラえもん 宝島アドベンチャー ~ザクザク!AR宝探し』。さらにドラえもんと酪農体験を楽しむことができたり、サマステでしか撮れないドラえもんのフォトスポットも充実している。なお、今夜6月23日は、「百年後のフロク」「トゲトローズはご機嫌ななめ」の2本を放送。「百年後のフロク」は、未来のコミック雑誌のフロクでのび太たちが遊ぶ、夢いっぱいのストーリーとなっている。

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