上川隆也、戸田恵子&財前直見との“お水の”3ショットに「手袋してる写真に注目」

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上川隆也が主演する人気シリーズ『遺留捜査』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)が、7月13日に第4シーズンとして初回2時間SPでスタート。初回には、戸田恵子、財前直見ら『お水の花道』を盛り上げた顔ぶれが、16年ぶりに揃うことがわかった。

この作品で上川が演じる糸村聡は、事件現場に残された“遺留品”から事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた。そんな彼の活躍を描いてきた人気シリーズの第4シーズンは、京都が舞台となる。

糸村が新たに着任するのは、強行犯捜査を担う京都府警捜査一課の中にあって、特殊な事情のある案件に優先的に投入されるチーム“特別捜査対策室”、通称“特対”。世間の耳目を集めるような派手な事件から、高度な情報管理が義務づけられる隠密捜査、他府県との合同捜査などを担当するプロフェッショナル集団で、難事件を鮮やかに処理することから“火消し”ともよばれている部署だ。糸村が“遺留品”から事件の真相をひも解いていく過程はもちろん、マイペースな糸村の加入によって、この特別捜査対策室のメンバー内に沸き起こる“化学反応”も大きなみどころとなっている。

初回2時間スペシャルで特別捜査対策室メンバーが挑むのは、神戸港を周遊する遊覧船で爆発が起き、乗員乗客を人質に取られるという奇怪な事件。財前は、その遊覧船に乗り合わせた衆議院議員で “女性初の総理候補”との呼び声も高い長部麗子を演じる。この第4シーズンには戸田も“特別捜査対策室”のメンバー・佐倉路花役でレギュラー出演しており、上川、財前、戸田の3人といえば連続ドラマ『お水の花道 女30歳ガケップチ』(1999年)、『新・お水の花道』(2001年 共にフジテレビ)で共演した間柄だ。『お水の花道』では、舞台となったクラブのオーナー・石崎役を上川が演じ、ヒロインのホステス・明菜を財前、明菜の親友でもある最年長ホステス・よおこ役を戸田が演じた。

上川と財前は2015年にドラマ(『花咲舞が黙ってない』/日本テレビ系)でも共演しているが、この3人が揃うのは『お水の花道』以来、なんと16年ぶりだという。上川は財前、戸田との久々の共演実現について、「年月を経てそれぞれ現場にいられることを噛みしめあったというか、落ち着いてお会いできたことがなんともいえず嬉しかったです。3ショットの写真も撮っていただきましたが、ぜひ手袋をしている写真に注目していただけたら……わかる方にはわかっていただけるかと思います(笑)。3人の役柄が当時と全然違うのも面白い」と再会を喜んでいた。

また、物語の重要なカギを握る人物・黒沢恒之助役で登場する伊東四朗は、『遺留捜査』シリーズに出演するのは今回が初めてでありながら、実は伊東のある“ひと言”が、糸村を演じ続ける上川の大きな心の支えとなっていたことが明らかに……。上川は「以前、別の作品でご一緒した際、『遺留捜査』が好きだと言ってくださったことがあって……。“軽演劇の神様”のような存在である伊東さんが“あの刑事いいね! 面白いね!”と変わり者の糸村をほめてくださったことが、何よりの励みになったんです。だからこそ、脇目もふらず糸村の変人ぶりに邁進できたところがあります。糸村を演じ続ける上で僕を大きく支えてくださったひと言でした」と秘話を告白。「その伊東さんが今回、ご出演くださるということで本当にありがたいやら、嬉しいやらでテンションが上がりました(笑)」と『遺留捜査』での共演実現に感激していた。

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