久住小春、可憐な舞妓役で注目「女の闘い系ドラマ、実は大好き」

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剛力彩芽が主演する金曜ナイトドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~※一部地域を除く)。この作品は、剛力演じる京都の芸妓・神渡琴音が、酔っ払って寝ている間に仲間の芸妓が殺害。その罪をかぶって刑務所に行くことになり、そこで待ち受けていた一癖も二癖もある女囚たちにイジメられ、ときに命まで狙われるものの、持ち前の腹黒さ・したたかさでそこを切り抜けていく姿が描かれている。そして、イジメを受けながらも、毎回女囚たちを打ち負かす、琴音の痛快な啖呵も話題となっている。

そんな琴音を慕うチャーミングな後輩舞妓・小春を演じている久住小春さんにインタビュー。久住さんは、アイドルグループ「モーニング娘。」「ドリームモーニング娘。」の一員として活躍した後、モデル業、女優業へと活躍の場を広げる。今回演じる“小春”は、琴音の無実の罪を晴らそうと、独自に動き始めるという行動的な一面を持った女の子。本作の見どころ、初めての舞妓役、女優業に対する思いなどについてたっぷり語っていただきました。

――役が決まった時と、台本を読んだ時の感想を教えてください。

ずっとドラマのお仕事がしたかったので、出演が決まった時はすごく嬉しかったです。出演されている方もすごく豪華で、“女の闘い”系のドラマが自分自身も好きなので、いち視聴者としても楽しみなドラマになりそう、と思いました。

――いろんなタイプの女囚が出てきますがその辺も目が離せませんね。

はい。7人全員が個性的で、その中でも「あ、周りにこういう人いるよね」みたいな感じで、共感できる方は結構多いと思います。もちろんドラマなので、キャラクターが誇張されていますが、私も共感できました(笑)。

――役のお名前も「小春」ですが、これは偶然?

最初は、私が演じることになったから役名が「小春」になったのかな? と思っていたのですが、監督に聞いたら、台本ができた時から「小春」という名前だったそうで、これは運命だな、と思いました(笑)。

――京都弁でのセリフはいかがですか?

京都弁、かわいいですよね。方言でのお芝居が初めてだったので不安でしたが、現場で教えていただきながら頑張っています。事前に、元舞妓さんがセリフを入れてくださった音源をいただいたので、それを家で聞いてイントネーションの練習をしています。でも、セリフに感情を込めすぎるとイントネーションが崩れそうになるので、そのバランスが難しかったです。

――役作りのために、勉強したことや工夫したことは?

まず、「舞妓さんって、どんな感じなんだろう?」と思い、最初はインターネットで検索して出てきた動画を色々見ていました。私は、お座敷のシーンが多いのですが、最初、手を重ねて膝の上に置いて座っていたら、“手を見せないよう、着物の袖を手の上にクロスさせて座る”という事を教わりました。

――小春はどんな女の子ですか?

最初は、「舞妓=おっとり上品なイメージ」で、自分の役も“腹黒い”ところがあるのかな、と想像していたら、監督からは「小春は“おっちょこちょいで明るい女の子”のイメージだから、そのままで大丈夫だよ」と言われました。ちょっと能天気なくらい、天真爛漫なキャラクターです。

――撮影現場の雰囲気について

置屋「一条」の女将さん役の梶芽衣子さんとのシーンが一番多いのですが、すごく優しくて、空き時間にも気さくに話をしてくださいます。また、お菓子を差し入れていただいたりと、現場でもとても気遣ってくださり、振る舞いがとても勉強になります。剛力彩芽さんとは、第2話で、女囚たちの“獄中ダンス大会”のシーンで、はじめてご一緒させていただきましたが、ステージでダンスをしている琴音ねえさん(剛力さん)を、客席から応援するシーンだったので、距離も遠くて。早く密にご一緒できるシーンがあるといいですね。女囚のみなさんとも、キャラクターが濃いので、お芝居で絡んでみたいです(笑)。

――では、今後チャレンジしたい事は?

色々なお芝居に挑戦できたらと思います。少し前のドラマですが、木村拓哉さんと松たか子さんが出演されていた『ラブ ジェネレーション』(1997年放送)が、とても好きで、その辺りの年代のラブストーリーとか、今回の『女囚セブン』のようなドロドロした“女の闘い”系のドラマも好きなので、そういう役もやってみたいです(笑)。

――最後にメッセージを!

これからどんどん、物語が進んでいき、いろんなことが次々に暴かれて行くと思います。なので、一話一話、細かいところも見逃さずにご覧ください。この先の展開は、小春がどんな活躍を見せて行くのか、私自身も楽しみです!

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