中村静香、取調べられるならアノひと!?『緊急取調室』で癒しをお届け

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グラビアアイドルで女優の中村静香が、連続ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00~)の取材会に出席し、主演の天海祐希をはじめ、警視庁捜査一課緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーや、現場の様子について語ってくれた。

本作は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者との巧みなやり取りが繰り広げられる“鬼気迫るセリフ劇”が1つの大きな見どころとなっている刑事ドラマ。そんな中、中村が演じているのが、キントリメンバーが通う“居酒屋しんじ”で、しんじ(生島勇輝)とともに店を切り盛りする女将・かやの。シーズン1から出演している彼女の明るい笑顔に癒されている視聴者も多いのではないだろうか?

――視聴率も好調な『緊急取調室』ですがどんなお気持ちですか?

連ドラから始まり、スペシャルドラマがあってのシーズン2で、視聴率も好調だと聞くととても嬉しいです。その中で、私は私の役を頑張っていけたらなと、シリーズを重ねるごとに身が引き締まる思いです。頼もしいキャストの皆さんについていく気持ちで挑んでいます。

――シーズン1と比べて変わったな、と思うところはありますか?

前シーズンは、居酒屋しんじが、キントリの皆さんが仕事終わりに寄る場所、という感じでしたが、今回では、居酒屋しんじでも、捜査会議というか、話し合いの場になっているところが変化したところかな。捜査の話なので、かやのは中まで踏み込みませんが、事件解決のサポートができるように精いっぱい接客をしています。

――また、シーズン1と比べてご自身が成長したなと思う部分は?

仕事への姿勢や熱意は、今までと変わらずに、私なりの挑み方というのはあるのですが、現場でのおじさま方の自由な姿を見ていると、本当にそれだけで気持ちが若返るというか。いい意味で肩の力が抜けている方々なんです。成長とは違うかもしれませんが、 私もそういう大人になりたいなと思います。

――現場の雰囲気はいかがですか?

本当に和やかで、キントリの皆さんは常に笑っていらっしゃるんです。ドラマの本編では、キリッとした表情でカッコイイ皆さんですが、現場は終始笑いが絶えなくて……。私は、数週間に一度の撮影、という時もありますが、すぐ会話の中に入れて下さったりと、細やかなコミュニケーションで、現場に行くたびに、皆さんから元気をいただいています。

――印象的な出来事は?

キントリの取調室へ、出前をするシーンがあり、取調室のあるセットに初めて行ったんです! 事前に、メイクさんからは、聞いていましたが、本当に緊迫したシーンの直前まで皆さん笑っているんです。どんな“スイッチ”をお持ちなんだろうって驚きました。そういうところ一つをとっても凄いな、と思います。

――主演の天海祐希さんの印象は?

とにかくカッコよくて、女性としても、凛とした美しさに憧れますし、同じ目線で私たちにも話して下さって、とてもフレンドリーな方です。実は、天海さんがパンとトッピング・調味料などを用意してくださる“天海ベーカリー”というものがありまして。今回、念願叶っていただくことができました(笑)。早速、天海さんに、「天海ベーカリー、いただきました」とご報告をしましたら、「甘くした? 甘くした?」って……。天海さんはとても甘党らしくて、私は、「ピーナツバターを塗った上にホイップクリームを重ねました」と伝えたら、「そう!」って笑顔でお話してくださいました。そういう現場での姿から、私たちに色んな事を教えて下さる頼もしい方だな、と思いました。

――天海さんが、会見で“おじさまパラダイス”とおっしゃっていましたが、中村さんがおじさまたちに萌えを感じたエピソードは?

でんでんさんが、シーズン1の時に、クランクアップした人から順番に似顔絵を描いてプレゼントしてくださり。それが、特徴をよくつかんでいて、とても温かみのある絵なんです。今回も描いていただけたらな、と期待しています。出演者の皆さんは本当に個性的で、一度現場に行くだけでたくさんの土産話ができるほどです。たしかに“おじさまパラダイス”があるかもしれませんね。

――ご自身が“キントリ”に出演するうえで意識しているところは?

いつもキントリの皆さんは、緊迫したシーンが多いと思うので、居酒屋しんじでのシーンは、皆さんがリフレッシュできるような、笑顔あふれる憩いの場になれたらいいなと思っています。ここにくれば元気になれる、エネルギーチャージの場所だ、と感じていただけるように意識しています。

――いろんなタイプの取り調べが描かれていますが、ご自身だったら誰から取り調べられたいですか?

えぇ!? 誰にもされたくないです(笑)。私なんかが恐れ多いですが、しいて言うならば、女性同士の戦いというところで天海さんですかね? いや、やっぱりでんでんさんくらいがいいのかな? でんでんさんだったら、笑顔ですり抜けられそうな気がするなぁ。ということで、表向きは天海さんで、内心はでんでんさんでお願します(笑)。

――中村さんは“お酒好き”と聞いていますが、劇中で飲むことは?

本当は緊張をほぐすために、一杯いただきたいところですが、本編では飲んでいません(笑)。でも、役としても、中村としても、いつかドラマの中で飲んでみたいですね。

――最後に、女将として居酒屋しんじとドラマのアピールポイントを!

居酒屋しんじは元気と癒しをもらえる場所だと思います。メニューは、一般的なものが多いですが、よくサービスをしていますね。「○○サービスしときましたんで!」というセリフが多いんです。これからも、事件解決のためにキントリの皆さんをサポートさせていただきます!

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