“たった一冊しかない書店”紹介に「凄い発想」「行ってみたい!」

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芦田愛菜がレギュラーナレーションを務める『気づきの扉』(テレビ朝日、毎週金曜23:10〜23:15)。4月22日の放送では「たった一冊しかない書店」が紹介され、さっそく「凄い発想」などインターネット上でも注目を集めた。

“あるモノ”がきっかけで人生が変わることがある。この番組では、そんなきっかけとなった“気づき”を紹介し、人間ドラマを綴る。それは、人知れず服に込められたデザイナーの思いやりであったり、研究者のふとした疑問から商品が開発されることであったり……。さらには発想を転換したことで困難を乗り越えた経営者もいれば、周囲の価値観を変えようと挑戦を続ける企業も。

今回は、東京銀座に構える小さなお店「森岡書店」が紹介された。ここで扱うのは、たった一冊の本だけ。お客さんは本を探しにくるのではなく、一冊の本と”濃密に触れ合う”ためにここを訪れる。この発想が生まれたのは10年前。オーナーの森岡督行さんが、自身が経営する書店で様々な企画展を行っているうちに、たった一冊の本の周りに“人が集まり、喜んでくれている”と気づき「本屋には本が一冊あればいいんじゃないか?」と考えた。このアイデアを実行に移すには、少し時間が必要だったようだが、2015年にお店がオープン。一冊、平均一週間という取扱の期間中、著者や編集者が招かれ、その本にまつわるイベントや展示が行われている。「より深く、より密に……」一冊だけの書店は、著者と読者の距離を縮めてくれる場所になっているのだ。

この放送後、ネット上では「行ってみたい!」「本一冊しかないとか、面白すぎ!」「凄い発想」という反応が多数寄せられていたが、既に足を運んだことがある人たちからは、「展覧会が素晴らしく感動」「素敵な時間を過ごせました」「充実した午後だった」というコメントも多く、“より深く、より密”な時間を過ごせているようだ。

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