森脇健児、“しくじり先生”で『夢モリ』エピソードにファン歓喜

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森脇健児が、4月16日(日)に2時間SPで放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系列、20:58〜23:10)に出演し、“究極の勘違い野郎”だった過去を懺悔。絶頂とどん底を経験した森脇だからこそたどり着いた“人生の教訓”をレクチャーする授業が展開され、アイドル並みに人気を誇っていたの頃に司会を担当していた伝説の番組『夢がMORI MORI』について語ったほか、自身が干された理由を分析・告白して話題を呼んでいた。

森脇といえば、1990年代、絶大な人気を誇り、絶頂期はレギュラー番組12本、CM契約本数7本、ドラマで主演級の役を演じるなど超売れっ子だったが、現在はまったくといってよいほど、テレビには出演していない。いったいなぜこんな悲惨な状況になってしまったのか!? 森脇はその理由について、「勘違い」「生意気」「怖い物知らず」とう3つのキーワードを提示。勘違いという点において、「実力がある」「人望がある」「モテる」といった例を上げ、「これを全部兼ね備えたのが僕でした(笑)」と振り返り、“究極の勘違い野郎”だったからと自己分析。当時、自分自身のことを“めっちゃ面白い”と本気で思っていたことを打ち明ける。

また、今だからわかる“勘違い野郎の5大特徴”について、くわしく解説。その特徴とは、「学生時代に作られる」「とにかく運だけはいい」「最終的に偉い人に怒られる」「自分の居心地のいい場所にしか顔を出さない」「急に体を鍛え始める」。思わず、レギュラー出演者の若林正恭(オードリー)に、「春日くんは大丈夫?」と声をかけ、笑いをとる一幕も……。

さらに、大御所芸能人を怒らせてしまったという過去を告白。その相手とは、笑福亭鶴瓶、タモリ、三宅裕司という大先輩だ。普段から温厚で“怒る”というイメージからほど遠い3人の名前にスタジオはざわつき……。こうして、東京での仕事が激減、関西に拠点を戻すのだが、そこでも徐々に仕事が入らなくなってしまったという。

一時は、年収が億にものぼったという森脇がやってしまった3つのしくじりは、「選ばれしスターと勘違いした、お世話になった人を怒らせた、実力が無いのを認めなかった」だ。

どん底を経験した今だからこそ、「過去を反省しているけど、後悔は一切していない。過去があるから、今ここでしゃべらせてもらっている。どん底に落ちて、新しいチャレンジが始まると思うんですね」と、涙を浮かべながら語る。そう前置きしたうえで、「絶対にあきらめたらあかん。負けても負けても愚痴らず、やり続ける事が才能だと思いました。その代わり死ぬほど努力しなきゃならない」とエールを送り、「努力する者夢語る、サボる人間愚痴語る」と名言を残した。最後は、素直な心、謙虚な態度、感謝の気持ちが大切だと語り、“やる気! 元気! 森脇!”と気合いの言葉で授業を終えた。

今回の授業で“夢モリ”の話が登場すると、ネット上では「夢モリとSMAPの話してたー」「夢モリ思い出す!」「SMAP大好きだから毎週見てたな~」「SMAP連呼に嬉しい限り」といったコメントの他、森脇の授業に対しては「勉強になった」「泣けるな」「最後ズッシリ刺さる」と感動した人も多いようだ。

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