「曲がるストロー」開発秘話に驚き 日本人の“折り紙”による発想が凄い

公開:

4月から中学生になった芦田愛菜が、レギュラーナレーションを務める『気づきの扉』(テレビ朝日、毎週金曜23:10〜23:15)。4月14日の放送では、「曲がるストロー」の開発秘話について紹介され、開発者が日本人であったことがわかり、インターネット上で話題となった。

“あるモノ”がきっかけで人生が変わることがある。この番組では、そんなきっかけとなった“気づき”を紹介し、人間ドラマを綴る。それは、人知れず服に込められたデザイナーの思いやりであったり、研究者のふとした疑問から商品が開発されることであったり……。さらには発想を転換したことで困難を乗り越えた経営者もいれば、周囲の価値観を変えようと挑戦を続ける企業も。今回は、その中から「曲がるストロー」が生まれるきっかけとなった“気づき”について紹介された。

その開発者が、ケガで入院している友人のお見舞いにいった時、ストローで水を飲もうとして、辛そうにベッドから体を起こそうとしている友人の姿を目撃。この“気づき”が画期的なストローの開発に繋がったのだ。“まっすぐなものを曲げてみる”。開発者は、その時、ストローが真っ直ぐでなければならないとは限らない、と考え、曲がるストローのアイデアは直ぐに浮かんだとのこと。しかし、ただ曲げたところでは破れやすく、そこから水がもれてしまうことも。

試行錯誤を重ねていた時、偶然折り紙をしていた親子を見かけ「あの折り紙のように、あらかじめ折り目をつけておけば、ストローも綺麗に曲がるのではないか」と思い、それが大成功。折り目を付けたことで力が分散され、スムーズに水が飲める曲がるストローが完成したのだ。開発者の思いやりから生まれたこのストローは、今や世界のスタンダードになっている。

この放送後、インターネット上では「曲がるストロー開発したの日本人なんだ……知らなかった!」「凄い技術」「日本人の折り紙による発想」といったコメントが上がっており、初めて知ったという方も多いようだ。

PICK UP