マリコと土門、“科捜研”最終回でのあるやり取りに視聴者「夫婦みたいな関係が好き」

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沢口靖子が主演する人気ドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00~)。3月9日で最終回を迎えたが、榊マリコ(沢口)と土門薫刑事(内藤剛志)のあるやり取りがネット上では「あの関係性が羨ましい」と話題になった。

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いた本作。“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っている長寿シリーズで、特に今シーズンは、“マリコの衝撃的シーン”をエッセンスとして加えており、この最終回では、マリコがある事件に巻き込まれ、ロープでぐるぐる巻きにされるといったシーンが登場した。

早朝、高齢の資産家・小田山航志郎(平岡秀幸)が自宅の洗面所で頭頂部を殴打されて殺害されるといった事件が発生。小田山は壁に設置された警備会社への通報ボタンを押しており、警備員が駆け付けたとき、半年前に結婚したばかりの年下の妻・浩乃(佐藤仁美)は就寝中で、夫が家の中で殺されたことに気が付いていなかった。しかも、出入り口の鍵はすべて内側から施錠されていた。

小田山邸を担当するホームセキュリティー会社の防犯コンサルタント・秋月裕作(石橋保)は、駆け付けたマリコらに、この家には何者かが侵入すればセンサーが感知する、完璧な防犯システムを導入していると説明。小田山邸に外部から第三者が入り込むことなど、絶対に不可能だと断言する。その言葉どおり、秋月の会社から提出された防犯カメラ映像を確認した結果、小田山邸に出入りする人間はまったく映っていなかった。しかも、凶器の置物からは妻・浩乃の指紋しか検出されなかったのだ。そんなとき、浩乃の前夫が小田山同様、30歳以上も年上の資産家で、やはり彼女が就寝中に浴室で事故死していたことが判明。土門刑事(内藤剛志)は、遺産目当ての浩乃の犯行を疑いはじめる。

しかし、マリコは浩乃の身長が低く、長身の小田山の頭頂部まで凶器が届かないことを疑問視。そしてマリコは、「本当に完璧な防犯システムなのか、検証してみるわ」と独自の検証をはじめるが、そんな彼女に魔の手が。巧妙に仕掛けられた犯人の罠に落ち、囚われの身となってしまう……。

今回の“衝撃”は、まさにマリコが囚われの身になったシーンに登場した。科捜研メンバー、土門らは再び小田山家を調査。家のどこかにマリコがいるのではと調べを開始する中、土門がある隠し扉を発見する。その部屋の中に入ってみると、ぐるぐる巻きに縛られ、床に転がされ、監禁されているマリコの姿が。土門は「榊! おい、大丈夫か!」と近寄り、肩を抱きかかえながらロープを解いてあげると、それに対しマリコは「はぁ~、土門さん」と安堵の表情を浮かべるシーンが。土門とマリコ(ドモマリ)を密かに応援するファンからは、今回の2人のやり取りに対し「萌えシーン」「夫婦じゃないのに夫婦みたいな関係が好き」「この関係が良い」「マリコさんと土門さんの関係ステキ」「あの関係性が羨ましい」という声が多数あがっていた。

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