『科捜研』マリコ「この状況でもぬかりない」バスジャック犯への荒技が話題に

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沢口靖子が主演する人気ドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00~)。3月2日に放送された第16話では、沢口演じるマリコが、変なバスジャック犯に接する一幕があり、負けず劣らずの「変な人質」っぷりを披露。いかにも“マリコさん”らしい行動に対で、ネット上で反響だった。

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いた本作。“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っている長寿シリーズで、特に今シーズンは、“マリコの衝撃的シーン”をエッセンスとして加えており、この16話では、なんにでも毅然とした態度で向かう“マリコさん”の姿が衝撃的で話題となった。

今回は、京都市内の河原でデザイナーの深瀬麻未(篠原真衣)の絞殺死体が発見されるという事件が発生。麻未は元モデルで、人気ミステリー作家・公彦(井之上チャル)を夫に持つ有名人だった。

検視に当たったマリコは、解剖医・風丘早月(若村麻由美)の待つ洛北医大に遺体を搬送。解剖に立ち会うため路線バスに乗ったところ、なんと猟銃を持った男に乗っ取られてしまう。マリコを含めた乗客の男女5人と運転手、あわせて6人が人質になってしまった。

だが、バスジャック犯が携帯電話を没収するため乗客の所持品をあさった際、荷物の間からひと粒の黒真珠が転がってきたため、マリコは驚愕する。実は、麻未の殺害現場にはちぎれた黒真珠のネックレスが落ちていたのだ。この黒真珠が意味するのは、バスの中に麻未を殺害した犯人がいるという事実にほかならない……。

そんなとき、マリコはバスジャック犯の着衣に、殺害現場の河原に生えていた雑草の種子が付着していることに気が付くと、マリコは「ああっ!」とバスに揺られたふりをしながら、犯人の足にかじりつき、付着物をゲット。こっそりと手持ちのルーペで鑑定までするといった荒技を披露。この状況の中でのマリコの対応に視聴者からは「冷静すぎる」「この状況で証拠集めているマリコさん、流石だわ」「この状況でもぬかりない」と反響。また、振られたふりについては「マリコさんの小芝居www」「怪しすぎるマリコさん」といったコメントもあがっていた。

その一方、マリコの身を案じる土門刑事(内藤剛志)と科捜研のメンバーは、必死にバスの行方を捜索していた。バスジャック犯から何の要求もないことも、また不気味さを増していた。車内では乗客に対し、バスジャック犯が奇妙な質問を始めていた。バスはいったいどこに行こうとしているのか、バスはいったいどこへ向かおうとしているのか、犯人の目的は一体……。

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