剛力彩芽、逮捕!? 初の女囚役で“新たな一面”を開拓

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剛力彩芽が、4月にテレビ朝日でスタートする金曜ナイトドラマ『女囚セブン』(毎週金曜23:15~ ※一部地域で放送時間が異なる)で、女囚役に初挑戦することがわかった。

今作は、『民王』(テレビ朝日系)、『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』シリーズ(TBS系)の脚本家として知られる西荻弓絵による完全オリジナルスト―リー。京都の芸妓・神渡琴音(剛力)は、酔っ払って寝ている間に仲間の芸妓が殺され、その罪をかぶって刑務所に行くことに。そこで待ち受けていた一癖も二癖もある女囚たちにいじめられ、ときに命まで狙われるものの、持ち前の腹黒さ・したたかさでそこを切り抜けていく。しかも、実は琴音は“冤罪”。彼女がなぜ無実の罪をかぶり、刑務所にやってきたのか、その謎も次第に解き明かされていく。

そんなワケあり芸妓・琴音を演じる剛力は、これまで警察官、医師、総理大臣の料理番とさまざまな役柄に命を吹き込んできたが、囚人役は今作が初。琴音は、女囚たちからの壮絶なイジメをはんなりかわし、シレッと仕返しする“腹黒ミステリアス”なキャラクター。語学にも長け、超地獄耳、更に怪力という女性で、剛力がどのように魅力的に、そして躍動的に演じるのか、彼女の“新たな一面の開拓”に期待が高まる。

これまで、刑務所を舞台にした作品といえば、海外でも『プリズン・ブレイク』『オレンジ・イズ・ニューブラック』『ウェントワース女子刑務所』などが放送され、どれも好評を博してきた。「罪の数だけ、ドラマがある」罪を犯し、社会から道を踏み外した人々の背景には濃密なドラマが凝縮されている。それが刑務所という、ある種“異世界”の中で繰り広げられる人間模様に投影されているからこそ、視聴者は秘められた世界を覗き見するような感覚に陥り、より刺激的に映るのではないだろうか。

今作は、そのタイトルの通り、7人の女囚が登場。“女子刑務所”という閉ざされた世界、普段は中の様子を窺い知ることができない世界の中では、女囚たちが激しいバトルを繰り広げ、壮絶なマウント合戦が行なわれている。剛力演じる琴音は、魑魅魍魎の女囚たちの中でそのマウント合戦を制し、トップに君臨することができるのか?

今回の役柄に対し、剛力は「とにかく無口で不気味な子! どんなにいじめられてもそれをはんなりとかわして、しれっと仕返ししてしまうような、腹黒さも持ち合わせています。今までは“多少イジワルでも、結局最後は良い子になってしまう”というような子を演じることが多かったし、“女同士のバトル!”みたいな作品もあまりやったことがなかったので、どのように琴音の役作りをしていこうか、試行錯誤しているところです。潔いほどの腹黒さが逆に格好良く映ればいいなと思いますし、そんな風に生きられる琴音に憧れる部分もありますが……わたし自身は女同士のバトルやケンカにはあまり関わりたくないかな(笑)」とコメントしている。

また、今作に出演が決定してから女子刑務所について調べてみたという剛力。「職業訓練で美容師やネイリストになれる制度があったり、盆踊り大会や運動会があったり、と想像していたものとまったく違って驚きました。そういうリアルな部分も魅力のひとつとしてみなさんにしっかりお届けしたいなと思っています!」と語っている。

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