『奪い愛』水野美紀の“バケモノ化”に「あそこまでいくと笑える!」とホラーをも超えた領域に

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主演に倉科カナ、その婚約者役に三浦翔平を迎えたドロドロしてるけどキュンとする“ドロキュン劇場”が繰り広げられる恋愛ドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)。これまで第3話まで放送され、水野美紀の怪演が「怖すぎる」「ホラーだ」と話題を集めていたが、2月10日放送の第4話では、もはやホラーをも超えた領域に突入し、さらなる注目を集めた。

鈴木おさむが脚本を手掛けるこの作品は、倉科が演じる主人公・池内光とその婚約者・奥川康太(三浦)を中心に、さまざまな男女が入り乱れ、愛を奪い合うさまが描かれたオリジナルドラマ。光は、持ち前のガッツと頭脳で仕事も優秀にこなし、おまけに婚約者もいて、公私ともに充実していた女性だが、第1話で彼女の前に突如、かつて死ぬほど愛した元カレ・森山信(大谷亮平)が現れたことから事態は急転。婚約者がいるにもかかわらず、その心はどんどん元カレを求めていき、そこに妻・森山蘭(水野美紀)も深く加わってドロドロの展開に……。

特に第3話では、体調を崩した信を光が心配し、自宅まで送っていくという流れに。この日は蘭が、留守と言っていたことから、家の中まで光は信を送っていったが、お互い気持ちが一瞬蘇ってしまい2人はキスを……。すると、留守だったはずの蘭の声がクローゼットから「ここにいるよ〜。見てたよ〜、ここで見てたんだよずっと」と聞こえ、扉を開けて登場。ネット上では「水野美紀こわいこわい!」「背筋が凍る」「恐怖の存在」と話題になった。

しかし、この第4話ではこれ以上に泥沼展開に。“光と信のキス”以降、光のSNSには「淫乱」「泥棒」といった罵詈雑言の数々が書き込まれるようになり、そんな折、光の婚約者・康太を狙う同僚・秀子(秋元才加)が、なんと蘭と接触。女同士が結託し、光に“天罰”を与えようと画策しはじめるのだった。そこで、それぞれの関係をはっきりさせようと、なぜか光と康太、蘭と信の4人で冬の海に旅行に行くことに。それぞれがそれぞれの相手と幸せになるよう決意する。

蘭は光に防御線をはるかのごとく、光の仕事にまで口出し。信と再会するきっかけにもなったデザインのコンペで、手を抜くよう圧力をかける。キスの罪悪感から、いったんは手を抜いたデザインをコンペに提出するも、手を抜いたデザインを見た信から「あれがお前の100%か! 自分に嘘をついて手に入れる幸せは幸せなんかじゃない。幸せのふりだ。後悔しない生き方をして欲しい」と確信をついれ、蘭との約束をやぶり、本気のデザインをコンペに提出。見事一次審査を通過したのだった。

そして後日、光は自分を奮い立たせてくれた信にお礼にと、バレンタインのチョコレートを手渡し、信と別れたが、その瞬間、光の視界にさっと蘭が登場。蘭は、手で双眼鏡を作るポーズをしながら「スパイが見張ってるよ〜」と。その後、凄い形相で「嘘ついたから舌抜いていい? 誤りなさいよ、ここで土下座しなさいよ!」と光を攻め立てたが、蘭の登場の仕方や、台詞にネット上では「怖い通り越して笑えるw」「ヤバいぐらいなオカルト、あそこまでいくと笑えるわ」「今回もすっごく面白かった(笑)」「水野美紀がバケモノ化してて最高」と再び盛り上がりを見せていた。

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