『科捜研の女』マリコに苦情!? 視聴者から土門以外と「なにいちゃついてんだよ!」

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2月2日に放送された『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)第12話は、土門薫刑事(内藤剛志)が不在。その代わり、主人公の榊マリコ(沢口靖子)はベテラン刑事・兵藤貞弘(佐野史郎)と組むこととなり事件を担当。マリコと土門の仲を応援する視聴者から「土門さん、出張か…」「土門さん留守でどうなるの?」「なんや、この2ショット(マリコ&兵藤)」と心配する声があがっていた。

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いた本作。“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っている長寿シリーズだ。特に今シーズンは、“マリコの衝撃的シーン”をエッセンスとして加えており、この12話の“衝撃”は、兵藤がマリコに対して壁ドンを超越する「粋」なプレイを披露する瞬間だった。

京都の花街(かがい)の一角にある工事現場で、製薬会社の開発部部長・安住一輝(柴田善行)の死体が発見されるという事件が発生。土門刑事が出張で不在のため、蒲原刑事(石井一彰)は、ベテラン刑事・兵藤と組むことに。兵藤は花街に詳しく、飄々として無粋を嫌う、かなりの変わり者のようだったが、刑事としての実力は確かで、まもなく被害者が新薬の機密情報を握っていたことが判明。また、マリコら科捜研の鑑定の結果、被害者が事件の夜“お茶屋遊び”をしていた事実が浮上し、さらに被害者の上着の内ポケットから採取された微物は、舞妓や芸妓がつけるかんざしの一部であることとも判明した。

マリコはさっそく蒲原と聞き込みに出向くが、花街には客の情報は口外しないという暗黙のルールがあるため、誰も口を割ろうとしない。だが、マリコはなんとか、安住がお茶屋遊びの後、1軒のスナックを訪れたことを突き止め、聞き込みを開始。すると、そこに兵藤刑事が登場。どうやら兵藤にとってはおなじみの店だったようだ。

その後、マリコと兵藤はかんざし屋で聞き込みを続行。お店へ向かう途中、兵藤はマリコに対して「土門の趣味もようわからんな」と、あっさりとした態度を示していたが、かんざし屋では思わずドキッとするシーンが登場した。兵藤が不意にマリコの頭に手をやり、有無を言わさず髪にかんざしを挿しては「ほう、案外磨けば光る玉かもな」と鏡に映ったマリコの顔を見て一言。壁ドンを超越したような「粋」な大人のプレイにマリコも驚きの表情を。これに対し、土門とマリコの2人を密かに応援するファンから「磨かなくっても十分光ってるけどね!」「なにいちゃついてんだよ!」「土門さんのマリコさんに触れないでwww」と心配する声があがっていた。

しかし、出張とはいえ実は冒頭では土門も登場。兵藤と土門は顔なじみで「けったいな女に会えるかもしれないぞ」とマリコのことをほのめかし、「蒲原と組んでやってくれ」と兵藤に頼んだのは、他ならぬ土門だったのだ。エンディングでは出張から戻った土門が現れると、すかさず視聴者からは「土門さん帰ってきた!」「お帰り~」と安堵の声があがり、マリコからも「お帰りやす(手を振る)」と笑顔で迎えられると、再びネット上では「マリコさんかわいい」「マリコ萌え〜」と反響があった。

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