『科捜研の女』マリコと土門がデート ファンが「ついに…」と歓喜

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1月26日に放送された『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)第11話で、これまで視聴者の間でも「いいカップル」と注目を集めていた主人公の榊マリコ(沢口靖子)と土門薫刑事(内藤剛志)のデートシーンが登場し、ネット上をざわつかせた。

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いた本作。“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っている長寿シリーズだ。特に今シーズンは、“マリコの衝撃的シーン”をエッセンスとして加えており、この11話の“衝撃”はマリコと土門のデートシーンだった。

今回のストーリーは、ある外国人男性の刺殺遺体が発見されるところから始まる。国籍や身元を示すものは見当たらず、遺体の衣服にはサボテンのトゲが付着していたほか、ジャケットの袖にはごく小さな焦げ跡が見つかった。マリコたち科捜研の鑑定と土門刑事らの捜査の結果、事件の夜、被害者はとある高級フレンチ店で食事していたことが判明する。周辺の防犯カメラには大ぶりのサングラスをかけた日本人女性と歩く被害者の姿と、2人のあとを追いかける日本人の男が映っていたのだ。

2人を追いかけていたのは、被害者が立ち寄った高級フレンチレストランの“メートルドテル(=給仕長)”羽田野公也(葛山信吾)で、羽田野によると、被害者はジャン・フィリップ・マルタン(ブレイク・クロフォード)と名乗り、フランスから京都に観光旅行にやって来たと話したという。羽田野は店から出たマルタンが眼鏡を忘れたことに気づいて、それを届けるべく後を追ったと説明するが、一方でマルタンが同行した女性のことは、気遣いからあえて視線を送らないようにしていたため、よく覚えていないと話す。羽田野は、決して来店客に不愉快な思いをさせない“おもてなしのプロ”らしい。

そこで、捜査の手がかりを求める土門は、マリコを誘い羽田野の店へ。意外なオーダーに羽田野は驚くものの「客の要望に応えるのがメートルドテルの使命」として、快く応じるが、土門は羽田野の補佐役である辰見莉音(上野なつひ)が動揺したのを見逃さず……という展開だった。

注目のデートシーンはこのレストラン。土門から「お前、今夜時間あるか?」と誘いを受け、先に席についていた土門のところに、可憐な薔薇色のワンピースに身を包んだマリコが登場。土門はマリコの姿に「おう、馬子にも衣装だな」と少々照れ気味? な様子で褒めるも、ネット上ではすかさず「素敵!」「赤いドレス姿美しい」「マリコさんのドレスはレアだぞ!」と絶讃。実際は、デートではなく捜査の一環だったのだが、ここで「でも大丈夫? ここ、高そうよ!」と心配するマリコに対して、土門は「足りなかったら、割り勘だ」というやり取りがあり、そんな2人に対し「ついに……って微笑ましく思ってしまった」「これ事実デートでは?」「デート……捜査がらみか、残念(笑)」と再び盛り上がりをみせていた。

次回2月2日放送の第12話では、京都の花街(かがい)の一角にある工事現場で、製薬会社の開発部部長・安住一輝(柴田善行)の死体が発見されるという事件が発生する。土門刑事(内藤剛志)が出張で不在のため、蒲原刑事(石井一彰)は、ベテラン刑事・兵藤貞弘(佐野史郎)と組むことに……。

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