マツコ、時速240kmの世界を体感 凄腕ドライバーの運転に絶叫

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マツコ・デラックスが夜の街に出没し、あてもなく気の向くままに歩く『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系列、毎週木曜 24:15~)の特別編が、12月28日(水)の23時20分から放送。車開発の研究所を見学し、凄腕ドライバーの運転で時速240kmの世界を体験することがわかった。

普段、この番組のロケは夜に行われ、プライベートで出かけるのも基本は夜だというマツコ。今回は昼からの“徘徊”となり、「目がお日さまに追いつかない(笑)」とボヤきながら、静岡県にある「東富士研究所」に到着した。訪れたのは、トヨタ自動車の開発拠点となっている研究所。しかし、富士山の位置からどこに何があるかを推測できてしまうため、カメラで富士山を映してはいけないようで、それほどの機密情報の多さに、マツコは「目に焼き付けておこう」と興奮気味で研究所内の景色をじっくりと観察していた。

また、開発中の車を走らせ、その性能を試す“テストコース”では、試験走行を専門に担う「テストドライバー」と出会う。あまりのスピードと飛行機のような轟音を目の当たりにしたマツコは、豊田社長の「乗ってみたい?」という問いかけに、「ちょっと怖いんだけど……」と心配しながらも、好奇心の方が勝り、大きな体を車に押し込んで、時速240kmの世界を体感した。急斜面のカーブを高速走行する迫力のドライビングに、「今までこんな加速したことない! すごい! おもしろい!」と、悲鳴を上げながらも大興奮の様子だった。

超高速ドライブが終わると、凄腕テストドライバーの胸元のIDカードを目ざとく見つけたマツコ。ちょっと昔に撮られたID写真を指し、「伊藤英明さんに似てる! 昔はブイブイ言わせてたでしょ?」と、豊田社長と一緒にテストドライバーをイジりながら楽しく談笑する一幕もあった。

そして2017年、18年ぶりにWRC(世界ラリー選手権)に復帰参戦することを発表したトヨタ。その出場マシンである「ヤリスWRC」が日本上陸し、デビューランにマツコが立ち合うことができた。しかも、今回ヤリスをテスト走行させるのは、過去に世界ラリー4連覇を果たし、伝説のドライバーと評されるトミ・マキネン。モータースポーツ好きのマツコはマキネンとの出会いに大興奮。「青い目が素敵ね」などと冗談を言いながら、早くも偉大なドライバーと意気投合していた。

車体を可能な限り軽くするため、シンプルな内装になっているヤリス。座席も専用シートで非常にスリムなため、残念ながらマツコはサイズが合わず乗車は断念。「これに乗るために、ヤセせよう!」とまさかのダイエットを決意した瞬間でもあったが、代わりに豊田社長の運転するスポーツカーに乗り、ラリー走行の雰囲気を味わったマツコ。凍った路面を再現したコースなどを走り、「ラリーってすごいのね!」、「実際はもっとすごいのよね!」と目を輝かせていた。

そしていよいよレジェンドドライバー・マキネンがヤリスを爆走。ドリフトや高速回転などの神技ドライブに、マツコは「マキネン張り切ってるな~」と感激のようで、爆音を轟かせながら路面を華麗に舞うマキネンの走りに、豊田社長も「フィギュアスケートみたいでしょ」と誇らしげな様子。WRCに参戦するヤリスのデビューを見守るという貴重な体験に、マツコは大満足の様子だった。

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