“褒め師”渡辺篤史はやはり探訪のプロだった!布の縫い目にも「いいですね〜」

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俳優・渡辺篤史が、建築作品として評価できる住宅を紹介する『渡辺篤史の建もの探訪』(テレビ朝日系列、毎週土曜 5:00~)。12月24日の放送で渡辺は、東京都文京区・佐伯+タン邸を紹介。長年数々の家を紹介した渡辺だけに、プロの目を見せる一幕があった。

下町に馴染む外観と地域に開かれた造りの事務所付き住宅。使い方を限定せず必要に応じて仕切る各階ワンルームの3階建てになっているのが特徴で、室内も照明や家具の試作品など手作り感もいっぱいの建ものとなっている。

毎回、家主の“小さな”こだわりにも気がつく渡辺だが、この日も絶好調。特に、寝室や浴室など休める空間が集まった3階は、それぞれの空間を扉で仕切った個室としても独立できるようになっており、中でも渡辺は、寝室の扉に注目。木枠に布が貼られたデザインで、布の縫い目がところどろこステッチを変え、オシャレに施されている。家主の手作りのようで、そんな細かな部分にも気がつく渡辺に、「あまり気づいてもらえないので、今日はありがとうございます」と嬉しそうに語っていた。

「いいですね〜」という褒め言葉を使うのが十八番になっている渡辺。様々な、シチュエーションで音の強弱をつけながら、ご機嫌に称賛する姿は、時にネット上で“褒め師”とつぶやかれることもしばしば。しかし、家主のこ小さなこわだりを発見するのは、やはり探訪のプロだ。そして、今回の家では、最後に「都市で住宅ですので密集しています。プライバシーを犯しやすいところを見事に調整しています。新しい町家、ここにあり! という感じがしました」と称賛していた。

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