大谷亮平、ムズキュンからドロキュン 新ドラで“禁断の愛”に揺れる妻帯者に

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『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系列、毎週火曜22:00~)でハイスペックイケメンを演じ、世の女性の視線を釘付けにした大谷亮平が、1月20日スタートのドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)では、“禁断の愛に揺れる妻帯者”を演じることがわかった。

倉科カナが主演のこの作品は、主人公・池内光(倉科)とその婚約者・奥川康太(三浦翔平)を中心に、さまざまな男女が入り乱れ、愛を奪い合うさまをスピーディーかつスリリングに描いた攻める恋愛ドラマ。ドロドロしているがキュンとする“金曜の夜のドロキュン劇場”をさらに濃厚に、さらに劇的にかき回す新キャストが発表された。大谷の“禁断の愛に揺れる妻帯者”に加え、水野美紀が、“闇でうごめく情念の女”役で出演する。

『逃げ恥』で大谷は、“風見さん”役として、「いいイケメンすぎ!」「まじ素敵!」「風見さん、ほんとやさしいなぁ」と、そのイケメンっぷりがネット上では話題となっているが、今作では光がかつて死ぬほど愛した元彼・森山(旧姓・尾田)信役。久々に再会した光の心を奪っていく妻帯者として、物語の鍵を握る“陰”を随所で漂わせながら、新たな魅力を開花させていく。

一方、水野が演じるのは、もはや狂気としか思えないほどの愛情を夫へ注ぎ、光に激しい嫉妬心を燃やす信の妻・森山蘭。事故で動かなくなった右足が痛むたび、信にさすらせるなど、夫を支配下に置くような謎の行動も見せる。そんな、まるで獲物に狙いを定めた蛇のように、眼光鋭く闇でうごめく“強烈な情念の女”をねっとりと演じる。

今回の出演について大谷は、「『奪い愛、冬』というタイトルを聞いた瞬間、たぶん想像を絶するような台本が出てくるんじゃないかな、と楽しみになったんです。実際、第1話の台本を読んだら、想像以上でした(笑)。きっと楽しい撮影になるんじゃないかな、と思います」とコメント。また、自身の役については、「実は、信のように女性に依存される役を演じるのは初めてなんですよ。信の表の顔、そして決して外には見せない“とてつもない闇”をしっかりと表現し、それがセクシーさにつながればいいなと思います」と語っている。また、水野とは2回目の共演になるが、「綺麗なお姉さんというイメージが強く、悪役のイメージがなかったんです。なので、今回の配役にはすごく驚きました。でも今日、ロングヘアに黒いドレス姿の水野さんを見て、蘭をどこまでも怖く表現してくれそうだと確信しましたし、いい意味でゾクゾク感とドキドキ感を覚えました」と笑顔で話し、「現在出演させていただいている楽しく明るい恋愛ドラマ(『逃げるは恥だが役に立つ』)とは対局にある『奪い愛、冬』。そのドロキュンの世界にどっぷりはまっていくのが、今から楽しみです。自分のエネルギーを思いっきり解放して、時に楽しく、時に苦しみながら、頑張って演じますので、ぜひご期待ください」とアピールしている。

一方の水野は、「今回のような完全なヒール役は自分史上初なので、やりがいを感じてワクワクしました。イメージとして浮かんだのは、荻野目慶子さんが昼ドラ『女優・杏子』(’01年)で演じられた主人公です。荻野目さんには到底及ばないかとは思いますが、この機会に“恋愛依存体質の女の深い業”をとことん突き詰めたい」と意気込みを語っている。

このほか、まだまだ個性豊かな役者たちが登場。息子の康太を溺愛し、光に陰湿な嫌がらせを繰り返す奥川美佐を榊原郁恵。また、娘・光の幸せを切望する優しき母・池内麻紀をキムラ緑子が演じる。私生活では良き母である榊原、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』での小姑役などクセの強い女性を演じたら右に出る者はいないキムラが、その逆を行く役柄で放つ鮮烈な存在感は注目だ。

また、光のことが好きだった過去を持つ上司・武田玄役には、ドラマに舞台に幅広いキャラクターを自在に演じ分ける名バイプレーヤーの三宅弘城。表面上は光と仲良くしながらも、姑息な手を使って康太を奪おうとする豊野秀子役には秋元才加。そして、大学時代に康太と付き合っていた幼なじみ・尾上礼香役にはダレノガレ明美が配役。さらに、『仮面ライダーゴースト』で主演を務めた西銘駿も、信の後輩・加藤清で出演。子どもたちのヒーローが一転、大人の濃厚ドラマでどんな顔を見せてくれるのかにも注目が集まる。

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