三浦翔平、倉科カナと“攻める恋愛ドラマ”に気合「放送できないレベルくらい…」

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主演に倉科カナ、その婚約者役に三浦翔平を迎え、攻める恋愛ドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)が2017年1月にスタートすることがわかった。脚本は、鈴木おさむが担当し、『不機嫌な果実』のスタッフとタッグを組んだ完全オリジナル作品となる。

愛とは時に美しく、時に激しく、そして時に残酷なもの……。今作は、そんな“きれいごとだけでは決して語れない愛”をさらけ出していく“攻める恋愛ドラマ”で、倉科は、デザイン会社社員・池内光を演じる。光は、裕福ではない家庭に育ったものの、持ち前のガッツと頭脳で仕事も優秀にこなし、おまけに婚約者もいるという、公私ともに充実している女性。ところがそんな彼女の前に突如、かつて死ぬほど愛した元彼が現れたことから、事態は急転。婚約者がいるにもかかわらず、その心はどんどん元彼を求めていく。

一方、三浦が演じるのは光の婚約者・奥川康太。金持ちのボンボンで優柔不断な癒し系男子の康太だが、自分のやりたいことを実現するために、親のコネで入った会社を辞めて再就職するという気概の持ち主。そんな康太の隠れた意志の強さは、光への揺るがぬ愛にも表れ、光の心が離れるに従って、かつて存在しなかった“もうひとりの康太”が目覚めることになり、嫉妬のあまり、“嫌な自分”へと変貌を遂げ、“奪い愛”に発展してく。しかし、光の元彼の間だけで収まることなく、元彼の妻も嫉妬の炎を激しく燃やすことに。さらには、康太に想いを寄せる同僚や、康太を溺愛する母親からも横やりが入り、あちこちで“奪い愛”の乱が勃発する。

今作について倉科は、「鈴木おさむさんの脚本がとにかく面白いんです。とても刺激的で、ちょっとドロドロしていて、スピード感があって……次の展開がどうなるか予測不可能! 視聴者の皆さんにもきっと楽しんでいただけると思います」と期待。しかし、「実を言うと、私はラブストーリーの経験が少ないので、気恥ずかしさも感じているんです(笑)。そこを乗り越えて、“この人も好きだし、でもあの人も……”という“心の機微”を表現することが一番の挑戦になると思います。ラブシーンもありますけど、そこだけに力を入れるわけではなく(笑)、鈴木おさむさんの世界観を壊さないように演じていきたいです」と述べている。また、共演の三浦については、「初共演ですが、爽やかな方という印象があります。三浦さんはこの間もラブストーリーをやってらっしゃいましたし、どんなアプローチでお芝居をされるのか楽しみです。“お芝居を通してどんな化学反応が生まれるんだろう!?”と、今からすごく期待しています」と。

一方の三浦は、「今回は“奪い愛”という言葉からも分かるように、激しい内容になりそうです。僕の役もどんどん狂気じみていくし、とにかく登場人物がみんなヤバイ。でも、ただ全員がヤバイだけじゃなく、その中に“愛というものは何なんだろう”という軸がしっかり描かれているので、すごく楽しみです」と語り、「今回は自分を思いっきり開放し、今までの僕のイメージを変える役になりそうです。というのも、ここまで嫉妬にまみれる役は初めて。撮影では放送できないレベルくらいまで、とにかく行けるところまで演じてみて、どんな自分が見せられるか楽しみです」と新たな挑戦に力を込めている。倉科との共演については、「テレビ局ですれ違ったくらいの接点しかありませんけど、ほんわかした印象があります。現場では楽しくコミュニケーションを取り、いろんな意味でヤバイ作品を一緒に作っていきたいです」とコメントしている。

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