“女装”松岡、大物女優に「失格!」 謎の威圧感と迫力が話題

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TOKIO松岡昌宏が女装した“家政夫”として登場するドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~ ※一部地域で放送時間が異なる)。第3話(11月4日放送)では、大物女優の夏木マリが、超ベテラン家政婦役で出演。女装“家政夫”vsベテラン“家政婦”対決が実現し、大物相手でも負けない松岡の“ある種の威圧感”に視聴者は釘付けだった。

本作は、松岡扮する家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく “覗き見”ヒューマンドラマ。主人公の三田園は「人の家庭を覗くのが趣味」というヒト癖ある性格を持ちつつも、家事のスキルはプロ級だ。ほぼ全編、女性の格好をして三田園を演じているが、今回はメイド服姿で登場した。

一方、夏木が演じたのは、とくやまグループ社長の豪邸で“家政婦総取締役”を務める春日井福子。徳山家に多数在籍する家政婦の頂点に君臨し、非常に高い家政婦スキルと知識で屋敷内を取り仕切っている。今回、そんな徳山家に三田園と花田えみり(清水富美加)が派遣された。

徳山家で福子が家政婦たちを厳しく仕切る姿は、まさに大奥さながら。ネット上では、「夏木マリさんの迫力、さすが!」「大女優の存在感がドラマを引き締めていました」「夏木さんが演じると厳しい言葉づかいもカッコイイ」と反響があり、三田園との対決への期待も高まっていった。

家政婦だけに、バトルといえば“家事スキル”対決。福子の無理難題に、三田園はこれでもかと言わんばかりに、今回も見事な家事テクを披露していった。

■家具にホコリを寄せ付けない! 拭き掃除に知っておきたい“ひと手間”

「使えない家政婦はゴミ同然!」と、これまで何人もをクビにしてきた福子から合格点を得た技がこれ!

それは、柔軟剤を20倍に薄めた水で雑巾を絞り、水拭きをするというもの。静電気が起きにくくなり、テーブルの上などにホコリが付きにくくなるのだ。このアイデアに福子は納得するも、負けじと「そんなものを使わなくても、自分なら米のとぎ汁を使う」と言って対抗心をあらわにした。

■グラスの水垢も“あれ”でスッキリピカピカ!

若社長・徳山康介(小西遼生)がお見合いをすることになり、徳山家はその準備に追われていた。そんな中、福子からワイングラスを綺麗にするようにと指示された家政婦のひとりが、どうしても水垢を落とすことが出来ずに困っていたのだ。その様子を見ていた三田園は、ラップに歯磨き粉をつけて磨く技を教え、グラスは輝きを取り戻した。身近な研磨剤である歯磨き粉。スポンジでは、隙間に研磨剤が入ってしまうため、ラップを使って効果を最大限に活かしたのだ。

しかし、福子はグラスの美しさは認めたものの、そのグラスは使わないと言い放つ。それを聞いた三田園は反撃モードで、「大事な(お見合いの)食事会で失敗したら、彼女の信用は地に堕ちるかも」と不敵な笑みを浮かべ、視聴者から「ミタゾノさんの企み顏、最高!」「やっぱりジワジワくるw」と三田園の良からぬ行動を期待する声もあがっていた。

■油揚げがスィーツに!? ベテラン家政婦・福子の家事テクも凄い!

三田園の企みで、食事会に用意していたデザート用のアイスが溶けてしまっているという緊急事態が発生。急遽デザートを準備しなければならなくなった福子だが、冷蔵庫にあった油揚げを使ってピンチを乗り切った。それが、油揚げとプリンで作るミルフィーユだ。

1:油揚げをキッチンペーパーで包み、電子レンジで15~20秒加熱し油抜きする。その油揚げを開き12等分に切ったら、バター約10gと砂糖小さじ1を混ぜたものを油揚げに塗り、180℃のオーブンで軽く焦げ目がつく程度に約5~8分焼く。

2:プリンを崩してカスタードクリームを作る。生クリームも使うなら、レモン汁を加えて泡立てると早く固まる。

3:焼きあがった油揚げに、2で作ったクリームをミルフィーユ状に重ねる。4枚重ねたら、はちみつと粉砂糖をかける。

この裏ワザには、覗いていた三田園も「なかなかやるわね」と感心。結局、福子のアイデアで、デザートを無事提供することができた。

■実は簡単! シールを綺麗にはがすコツ

徳山家の先代から贈られた「FUKUKO」とラベルのついたワインを大切にしていた福子。それを見た三田園は、福子に「子どもが貼ってしまったシールを綺麗に剥がす方法を知っていますか?」となぜか“意味深”に尋ねる。「先代は、私を家族以上に大切にしてくれた。このワインはその明かし!」と徳山家“愛”を宣言するも、三田園は、家政婦が雇い主を家族のように思っていることについて「あなた、家政婦失格です!」とバッサリ。

その後、若社長が福子の部屋にやってきて、実は先代が安物のワインの上にラベルを貼り、「これは君だけに作った世界に1つだけのワイン」と女性を口説くためのものであったと暴露する。「そんなはずは……」と先代を信じたい福子だったが、ドライヤーでラベルを温めて剥がしてみると、そこには安物のラベルが……。熱を加えることでラベルの粘着剤や接着剤が柔らかくなり綺麗に剥がすことができるのだ。

若社長は先代から受け継いだ会社も家も、そして家政婦も全て新しくしたいと言い出し、全員をクビにしようとしていた。「家政婦は使いよう」と先代から教えられていた若社長は、会社のお金を個人口座に隠し持っていたことがばれそうになり、福子にその罪をなすりつけようとしていたのだ。そのことに加え、「ワイン」の真実を知ってしまった福子。徳山家への愛はついに恨みに……。税務署の調査が入った日、福子の逆襲が始まった。全家政婦に徳山家の大掃除をすると指示し、掃除と見せかけ、税務署の職員の前で、「あれ、壺の中に……。こんな所に隠し扉が……」など、わざとらしく隠し財産のありかを暴露していった。

三田園と福子が、お互いの家事テクニックを認めながらも対抗心を燃やしている様子が「松岡さん、夏木さんの悔しそうな表情がよかった!」「スーパー家政婦のバトルが最高www!」「裏切られていたと知るシーンは夏木さんの演技力に脱帽!」と反響があったが、中でも三田園がベテランの福子に「失格!」を言い渡したシーンでは、「謎の威圧感!」「目力あって怖い」「迫力あるなぁーー」と盛り上がりをみせていた。

また今回は、松岡がラストにスーツ姿の男性として登場。屋敷を去ることになった福子に、「お茶でもいかがですか?」と声をかけるシーンがあり、「女装姿に慣れてきていたところで、カッコイイ松岡さんの登場。素敵~」「女装姿とのギャップがたまらん」と萌える視聴者が続出していた。

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