“芸人泣かせ”黒柳徹子が「あの方なら…」と認めたイチオシ芸人が決定

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時に“芸人泣かせ”とも言われ、笑いに対して一家言持つ黒柳徹子が、さまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ)と初タッグで、11月20日(日)に放送される『徹子×さまぁ~ずの「爆笑芸賓館 イチオシ芸人GP2016」』(テレビ朝日系列、20:58~23:10)で人生初のお笑い番組の司会に挑戦することがわかった。

お笑い芸人にとって黒柳と言えば、高いハードル的な存在と言っても過言ではないだろう。それは『徹子の部屋』に出演した芸人たちは、黒柳に請われてネタを披露するものの、自慢の笑いが通用しないという苦い体験をしたものも多く、芸人にとってネタで黒柳を笑わせることは、『徹子の部屋』への出演と合わせて一度は超えてみたいハードルなのだ。

そんな黒柳が今回、日本のテレビ史と同じ約60年にわたる長い芸能生活の中で、初めてのネタ見せ番組司会に挑戦。同じくMCのさまぁ~ずも『徹子の部屋』出演経験者だ。この3人で、今勢いに乗る中堅から若手芸人まで厳選25組のネタを一気に見ていき、黒柳はその中から一番面白かったと思う“イチオシ芸人”を決定するのだが、見事、選ばれた芸人にはなんと、“『徹子の部屋』出演権”も贈呈される。

黒柳は収録オープニングから、「すごーい! 生まれて初めて!」と気持ちを高ぶらせつつも、「なるべく笑うつもりできましたが、面白くなければ笑わない」ときっぱり。また「25組、全部笑わなかったらどうします?」と発言し、冒頭からさまぁ~ずを困惑させる一幕も……。

ネタ見せが始まると、黒柳は感想を求められているのにも関わらず、いつの間にか黒柳自身の幼少時の思い出話になっていたり、ネタの中身よりコンビ名の由来の方が気になってみたり、また芸人相手に「俳優やったらいいですね」と勧めるなど黒柳の“予測不能の返球”に芸人タジタジでスタジオは大盛り上がり。さらに、順位付けでは「もう、覚えきれない……」とまさかのギブアップ宣言も飛び出した。

収録後、黒柳は「お笑い番組の司会は初めてで、25組もの芸を一度に、ほとんど休憩なしで拝見しました。大変面白かったです。皆さん一生懸命、私を本当に笑わそうとしてくださって感動しました。順位はずいぶん悩みましたけど、さまぁ~ずのお二人も1位に同意してくださったし、あの方なら『徹子の部屋』にいらしても面白いに違いないと思います」とコメント。司会のさまぁ~ずについては、「お笑い界でものすごく揉まれていらっしゃるのに、とても普通の感覚をお持ちで、私も普通なのでそこがとってもうれしかったです。私たちの話だけでも2時間くらいになっているんじゃないでしょうか?」と笑顔で語っていた。

そんな黒柳のコメントに興味津々のさまぁ~ず。「黒柳さんの感想が面白い! いいところをついていたり、肝心なオチが分からなくて“今なんて言ったの?”って聞いてきたり(笑)。徹子さんのコメントに僕たちが食いついちゃいました」という三村に対し、大竹も「どういうオンエアになるのかすごく楽しみ。ネタも面白いんですけど、徹子さんのコメントも全部聞きたい。そうなると時間に入り切らなくて、ごっそりカットされる芸人もいるのかな?(笑)。ゲストがいっぱいの『徹子の部屋』みたいで豪華でした」と充実した様子で語った。

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