TOKIO松岡、女装だけじゃない“家事テク”も「地味にスゴイ!」

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TOKIO松岡昌宏が主演するドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15〜 ※一部地域で放送時間が異なる)。松岡が女装した姿で家政夫を演じていることでも注目を集めているが、劇中、目からウロコな“家事テク”も紹介されるため、ネット上では「これは、タメになる!」という声。そこで、今回は本作で紹介されたテクニックをまとめ紹介する。

本作では、松岡扮する家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく “覗き見”ヒューマンドラマ。主人公の三田園は「人の家庭を覗くのが趣味」というヒト癖ある性格を持ちつつも、家事のスキルはプロ級。松岡はこの作品で女装にも挑戦しており、ほぼ全編、女性の格好をして三田園を演じている。

そのため、放送直後から松岡の女装に対し、「何か似合うw」「女装メイクも自分でしているとかホント凄い!」という感想のほか、「女装した姿が、ココリコ田中に見える(笑)」「こんなデカイ女がいるのか?」と様々な意見が上がる一方、「女装&パロディのドラマと思って見たら大間違い!」「派遣先家族の問題までしっかり“お掃除する”ミタゾノが爽快」と、かの大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ)を意識したタイトルではあるものの、また見方で楽しめたという感想も多く寄せられていた。

中でも、途中で話を止め、三田園が劇中で見せた“家事テク”を改めて解説するコーナーがあると、「めっちゃ役立つ事ばっかり!」「家事の勉強にもなる」「家事テク、地味にスゴイ!」と反響だった。

■Yシャツにコーヒーのシミが……そんな時は?

第1話では、三田園と花田えみり(清水富美加)が、都知事である小津鮫洋一郎(板尾創路)の家に派遣された。小津鮫が出かけようとした矢先、ひょんなことからYシャツにコーヒーをかけられてしまうと、三田園は「シミ抜きは時間が勝負!」と、食器用洗剤とオキシドールを使い、あっという間に元通りにする技を披露した。

1:まずは、食器用洗剤とオキシドールを1:5の割合で混ぜ「シミ抜き剤」を作る。

2:汚れたシャツの裏にタオルを当て、使い古した歯ブラシを使って、表側から「シミ抜き剤」をトントンと叩いていく。

3:十分に「シミ抜き剤」を染みこませたら、シャツの裏側に掃除機を突っ込んで吸引。シミがタオルに移って元通りになる。

■ミートソースが中華料理に早変わり! 

過去に小津鮫家に派遣された家政婦は、何人もやめてしまっていた。その理由の1つが、娘の美帆(畑芽育)による家政婦いじめだ。美帆の「パスタが食べたい」というオーダーで、ミートソースパスタを作っていたが、いきなり「そんなものは頼んでいない! お母さんが、パスタ苦手なのを知らないの!」と三田園らに言いがかりをつけてきた。しかし、慌てず三田園は、「これは中華です!」と冷静に返し、ミートソースがあっという間に、中華料理に大変身。その時披露した技がこれだ!

1:パスタ用の麺を表示時間よりも、1.5倍ほど長く茹で、もっちりとした中華麺に近づける。

2:ミートソース260g(市販のレトルト商品1パックの量)に食べるラー油を大さじ1杯半を混ぜ、ナスを炒めたもの(適量)を加えて、サッと絡める。

3:茹で上がった麺に、ごま油大さじ1~2,パルメザンチーズ大さじ1を和える。

4:ごま油で3をきつね色になるまで焼き、2のソースをかけてできあがり。

■洗濯物はこれで早く乾く!

小津鮫家は、家族それぞれがいろんな秘密を抱えていた。そこで三田園は、美帆のある秘密を“覗き見”したことで弱みを握って立場が逆転。ある日、美帆に洗濯物を手伝わせ、衣類を洗濯ハンガーに干そうとした時には、「アーチ型に干しなさい」とアドバイス。外側にタオルや丈の長い衣類を干し、中央に向かって小さなもの順(アーチ型)にすると、洗濯物の間に上昇気流が生まれ通常よりも早く乾くという。さらに、アーチの両端を黒や紺などの濃い色のものにすると、熱がこもり、より上昇気流が起きやすくなるとか。

■お風呂のカビを減らすには天井から!

この回で最後に三田園が紹介したのは、お風呂のカビを減らす方法。ドラマでは、ある権力者からの命令で不正に手を染めた小津鮫に、まるで何かを諭すように「上の汚い汚れを綺麗にしないと、足元が綺麗になることはない!」と話ながら掃除方法を解説した。

天井にあるカビが、胞子を撒き散らして落ちてくるため、お風呂全体にカビが生えてくる。そこで、フロアワイパーにキッチンペーパーをつけ、エタノールを少量かけて天井を磨くことで、お風呂のカビ掃除の回数を減らすことができる。

さっそく、「ミートソーススパッティを中華風にするアレンジ、結構美味しい!」「ミタゾノ式でアーチ干しにしました」と紹介された技を実践した視聴者も多かったようで、今後も劇中で紹介される様々な“家事テク”に注目が集まりそうだ。

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