黒猫チェルシー渡辺大知、米倉涼子と初共演に「度量を感じた!」

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米倉涼子主演の大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00〜)が10月13日から放送するが、その第1話に、要注目バンド「黒猫チェルシー」の渡辺大知がメインゲストとして出演することが決定。摘出困難な脊索腫を患い、今シリーズの舞台である国内最高峰「東帝大学病院」に入院するIT社長・一木淳を演じる。

2009年公開の主演映画『色即ぜねれいしょん』では、その演技が高く評価され、第33回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞した渡辺。ネクストブレークの筆頭株として音楽活動、俳優活動ともに熱い視線を集めているが、テレビ朝日のドラマに出演するのは今回が初。さらに、米倉とも今回が初共演となる。

米倉や西田敏行、泉ピン子、生瀬勝久、吉田鋼太郎ら錚々たるキャスト陣に囲まれた渡辺。「こんな環境は初めて……!」と大緊張しているようだが、その謙虚で温和な性格から、撮影現場では瞬く間に愛される存在に。西田ら「東帝大」軍団が母校の校歌を歌うシーンの撮影前には、楽譜を読むのに苦戦する生瀬と吉田から正しい音程を尋ねられ、アドバイスを送る一幕もあった。

渡辺が演じる一木は、「東帝大」出身でありながらも、出身大学には価値を見出しておらず、地に落ちた東帝大ブランドにしがみつく医師団を冷やかな目で見る人物。そんな彼が提示した手術の条件が、東帝大を大きく揺さぶることになる。収録を終え、渡辺は「この作品は本当にスゴい役者さんが揃っているので、緊張しましたね。ただ、あんまりスゴい、スゴいとばかり思っていると、完全に飲まれちゃってダメになる。なので、自分が混ざることによって“いい違和感”を作ることを楽しもうという気持ちで臨みました」と話している。

今回が初共演となった米倉について、渡辺は「すごく魅力的な女優さんで、ドッシリしてるなという印象を受けました。演技だけじゃなく、普段の立ち居振る舞いからも度量を感じて、女性も憧れる女性なんだろうな、と思いました」とコメント。そして、西田敏行さん率いる「東帝大」軍団については「皆さんのお芝居がとにかく面白くて、笑いを堪えるのに必死でした(笑)。手練れの方ばかりなので、無理に演技しようとしていない感じがカッコよくて、すごく勉強にもなりましたね。しかも皆さん、こんな若造にも優しくしてくださって…うれしかったです! (泉)ピン子さんも僕がバンドをやっていると話したら、矢沢永吉さんの大ファンだという話を熱弁してくれて。矢沢さんのカッコよさについて話が盛り上がったんですよ。生瀬(勝久)さんとも地元が近いという話で盛り上がりました。おかげで、自分も肩の力が抜けて、自由に演技ができた気がします」と、すっかり打ち解けた様子で語っていた。

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